今回の【詰将棋並べ】

勉強の準備はいいですか。

初めての方は以下の記事で

勉強の進め方をご参照下さい。


 

お手元に盤駒があれば

実際に動かしながら 並べて下さい。

ぴよ将棋さんを使用してもいいですね。




今回も コツコツと

勉強していきます。 

 

塚田正夫名誉十段作詰将棋

実戦・詰将棋<下>より


第一問

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テーマ

 

・易しい9手詰

・初手に注目

・初形配置の【攻め方 44の歩】が


詰ますのに必要な拠点

 
 



 

初形~自ら解かなくて良いのが

この【詰将棋並べ】の学習方法です。

 

以下の詰め手順を 見て並べて

そのまま憶えてください。

 

 

図:初形

19076388-A1E0-4A28-99E1-733A4EB780C8
 

 

詰め手順

 

24角成 22玉 23馬 同玉 24歩 

32玉 43金 41玉 52金打

まで9手詰

 

 

繰り返し繰り返し 並べて憶えましょう。

 

いつもと同じです。

この図が出たら

実戦では ぜひ詰ましたいです


 

 

図:詰め上がり図

 
0EF863AD-9410-4DFF-BECC-7DBF4C4DE664
 
詰めて 初形図に戻して また詰めて 


詰め上がり図から 初形に戻せますか?

 

繰り返し 練習しましょう。

 

手順を憶えてできるようになったら

下記へ進んでください。



 

【学習と研究】

 

・初手の研究

 

初手:▲14金は詰むのか?

 


図:初手 ▲14金

A0E1AD04-EE98-4D72-89E6-63AF68458A7A

上図

 

初手 ▲14金と打ってみました。

この▲14金は ごくごく自然な手です。

 

これで詰めば実戦でも楽ですね。


観て行きます。
 

 

図:初手▲14金 △12玉

B6665E36-A1B2-4B6C-9039-891EA82E32C6


 

▲14金には △12玉の1手です。

続けましょう。 
 

 

図:初手▲14金 △12玉 ▲23金

9428E3CA-0FCE-4374-9F4E-C95A37AACD2E

△12玉と逃げたのに対して 

攻め方は ▲23金 

と王手するしかありません。

 

*13の地点には 桂馬の利きがありますね。

王手しても 駒が取られます。 

 

 

図:3手目▲23金 △同玉 ▲24銀 △32玉

 

9C8D16FB-D408-44DC-8DEC-8EC29EF100A6

  

攻め方は上記の手順で迫りますが

6手目△32玉が

角の頭に逃げた手で 以下

 

攻め方は駒台の 金1枚 歩1枚では

詰ますことができません。
 

 

図:6手目△32玉 ▲43金 △41玉

*詰まず失敗 


47CB9889-73F6-46F5-8905-82C2CB5F948E


このあと
 

歩1枚では 上図詰みません。


盤面を 初形図に戻してください。
 

 

*正解手順の

初手▲24角成
の研究

 

では ここからは

初手▲24角成を観て行きます。

この手は

実戦では勇気が必要です。

 

全部を読み切った手です。
 

 

図:初手 ▲24角成(正解手)

113A0069-D83F-4C69-AFF1-4E9690170393


▲24角成!

 

習いがないと指せない手です。

 

 

図:初手▲24角成に △同歩は? 

→以下 ▲14金 △22玉 ▲23金打まで詰み

35AA4767-F475-46AB-B65D-CD8696C32CBB

 

▲24角成を △同歩は 

5手で詰みなので 作意手順より早詰です。

 

玉方は 最善で応手しなければならない

のが 詰将棋のルールなので

 

△同歩として 早く詰んではいけませんね。

*【打】の表記は 大丈夫ですか?

曖昧な方は 下記の過去記事にて

ご確認をお願いします。

易しく書いてあります(^^)。





盤面を 初形図に戻してください。 

 
 

 

図:初手▲24角成 △22玉 ▲23馬

55EF04F4-09C4-4FC3-9A02-0821C919E840

初手の▲24角成を △同歩では早詰なので

 

玉方は△22玉と逃げますが 

次の 3手目▲23馬!の

【押し売り】も素晴らしい手です。

 

取ってください!と 主張していますね。

強く ▲23馬です。

 
続けましょう。 



図:3手目▲23馬 △同玉 ▲24歩 △33玉

7C96E973-7BB5-4F58-87E6-46A65A0DC9F0


作意手順(作者の意図する手順)は 

6手目 △32玉でしたが

 

当然、上図のように

△33玉とする手がありますね。

 

ここで 初形で配置されていた

攻め方の 44歩の拠点が

大きいことが判明しました。

 

44に歩がないと

ここから 上へと脱出されてしまいます。

 

 

図:6手目△33玉 ▲43金

86FB1F76-8283-450D-A7CE-5D6F7A655BB4
 

 

7手目 ▲43金として

 

あとは △22玉に ▲23金で詰みです。

 


玉方が 6手目で

作意手順の△32玉としないで

△33玉でも詰むので

 

変化同手数駒余らず=変同といいます。

 

この用語は気にせず

実戦詰将棋の勉強でいきましょう。

 

*詰将棋の作品としては

小さい傷がある、というのでしょうか。

 

 
盤面を 5手目▲24歩の局面に戻してください。 

 
 

図:5手目▲24歩に △32玉(作意手順)

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この手が作意手順です。

 

 

図:6手目△32玉 ▲43金 

△41玉 ▲52金打 まで詰み

E3C6C2A7-0334-4438-BD0A-76E6D129E1BB


 

以上で詰みです。

 

7手目の▲43金に 

【△41玉】でも【△22玉】でも

金を打って 詰みですね。 

 

 

初手の▲24角成から 

△23馬が印象的でしたね。

 

攻め方の配置駒に

44歩がいないと詰まないので

▲24角成を決行するには ここを注意です。

 


 

反転図からの詰の勉強

反転図からの詰みを

 

この「詰将棋並べ」では

継続して毎回 勉強しています。

 

お手元の盤駒で 

初形の 反転図を作れますか?

 

ここでは 反転図の玉を自玉と仮定して

この玉を詰ませる練習をして

実戦での

自玉の詰みのあるなしの確認に

強くなりましょう。

 

実戦で 必ず活きます。


では反転図でも同じく 

詰め手順を観て

詰ませてみましょう。 


 

図:反転図初形


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【詰め手順】

 

24角成 22玉 23馬 同玉 24歩 

32玉 43金 41玉 52金打

まで9手詰

 


 

 

図:反転図からの詰め上がり図

 
26D1DD44-F929-4D79-89F8-A5CD86C93EBE


反転図からも 詰めて

また戻して 

繰り返し 詰めてみましょう。

 

これができるようになったら

 

いつものように 

手番を手前として

この図の玉の

詰めろを外してみます。

 


盤面を 反転図初形に戻してください。

 

 

図: △12玉

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12に 玉を逃げました。

 

【玉の早逃げ】ですね。

 

この詰将棋並べのシリーズに

頻繁にでてくる筋です。

 

こうして 1段

玉が降りただけで詰みません。

もうひとつ 詰めろを外す手を

挙げてみます。 

 

盤面を 反転図初形に戻してください。 

 
 

図:△22銀打

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しっかり受けるなら

駒を使った受けになりますでしょうか。

 

△22銀打です。

 

*符号は大丈夫ですか? 

正しい表記は 

△22銀「打」です。


 

 


 


 

今日の勉強は終わりです。

 

手順は 憶えるまで 繰り返してみて下さい。

 

お強い方は頭の中で動かして全部の変化を憶えてください。

 

自玉の詰みの確認も お願いします。

 

そうして「詰めろ」を 外す手も

いろいろあるので

 

練習してみましょう。

 

 

例: 

 

・△12玉 (玉の早逃げ) 

 

・△22銀打(しっかり受ける・駒を使います)

 

 

上記は例です 憶えておいてくださいね。

 

まだまだ 逃れる手があります。 

 

 

お強い方はたくさん

詰めろを 外す手を探してみて下さい。

 

また一緒に勉強しましょう。

 

用語に関連する過去記事: 

作意手順→待宵後集 第5番


 

 
変化同手数駒余らず(変同)→待宵第25番




符号のおはなし② 筋と段




 

 

局面作成

 

http://home.att.ne.jp/lemon/ogi/SituationFigure.html 様より

 

 

ありがとうございます。