将棋の勉強・羅針盤

 

前回に続き 

【6枚落ち】その3です。


お友達と指した 駒落ちの対局を

上手(うわて)の自分からみた 

自戦記のような形式で ブログ記事にまとめました。

*対局してくださったお友達には

棋譜の掲載許可を頂いています。 


 

前回までの指し手などは

 

【6枚落ちその1】【6枚落ちその2】の記事をご参照ください。


6枚落ち実戦 その1



6枚落ち実戦 その2




前回記事 その2では

初手から 20手目▲95飛(指了図1)までの

序盤についてを 詳しく学習しました。


駒落ち対局が 初めての方は

上記の過去記事 その1から 読んでみてください。

ぜひ お手元に 盤と駒を用意して

並べながら 記事を読んでみてくださいね。


今回の【その3】では

その後から 最終手までをみてみます。

初手から示しますので

実際の盤駒で動かしたり

ぴよ将棋さんへ取り込んで 並べてみてください。 






 

【全棋譜】初手から最終手まで


 

手合割:六枚落ち


▲下手:お友達


△上手:自分
 

 

△4二玉    ▲7六歩    △7二金    ▲6六角    △8二銀  

▲9六歩 
△7四歩    ▲9五歩    △6四歩    ▲5六歩

 
△7三金    ▲9四歩 
△同 歩    ▲同 香    △8四金  


▲9八飛    △9五歩    ▲8四角 
△同 歩  *  ▲9五飛  (指了図1) 


【今回記事は以下 21手目より】

△3二玉    ▲9二香成  △7三銀    ▲9三飛成 
△6二銀   


▲8二龍    △5二金    ▲7五歩    △6五角    ▲7四歩


△同 角    ▲7三歩    △7一歩    ▲8一成香  △5六角    

▲5八金左 △4五角    ▲3八銀    △6三銀    ▲7一成香
 

△4四歩    ▲7二歩成 △4二金    ▲6二と    △7二歩  


▲6三と    △同 角    ▲7二成香 
△5四角    ▲8八銀  


△3四歩    ▲6二成香  △3三玉    ▲7一龍 
△3二銀 


▲4八玉    △4五歩    ▲5五金    △3五歩    ▲2六歩


△4一金    ▲4四銀   △2二玉    ▲5四金    △同 歩    

▲4一龍 
△同 銀    ▲3三角    △3一玉    ▲2二金


 

まで 70手で▲お友達の勝ち

 

 

じょうずに 指されて負けました。

 


 

 

【学習・研究】

 

ポイントだったと思われる手や手順

 

気が付いたところを書いてみます。

 

 

 

20手目▲95飛まで(指了図1)

A299AE68-BFC9-40C8-8E6B-441C84B9327F
 

 

前回記事でも書きましたが

初手から上図までは 書籍通りの 定跡手順です。


 

上図から次に 上手の自分は

△32玉と ひとつ玉を寄りました。


=この手は定跡手ではありません。

 

 

さて ▲下手の手番です。

 

どこへ? 香車を成るかです。

 
 

:△32玉 ▲92香成(本譜)

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▲92香成 

多くの方が ここへ成りますね。

 


書籍にもある この▲92香成ですが

 

【どこへ香を成るか?】

 

ここは 勝敗には直結しません

 

一手にこだわって考えてみるのは 

 

今後の上達への道ですね。




*ここは 是非

書籍を ご参考にして 


もう一度復習をお願いします。


どこへ成っても下手優勢ですが

再考も時々お願いします。


 

*もし▲93香成と来られたら 

△同銀 ▲同飛成と

あっさり
香を取ってしまうつもりでした。

 

この上手の銀香交換は 書籍にもありますが

上手の常套手段ですね。


そうなったとき 上手の先ほどの△32玉

一路遠く

 

少し=1路ですが 

 

その遠さを活かそうかと思っていました。


*しかしこの 銀・香 交換でも下手優勢です。



 

:22手目▲92香成 △73銀 ▲93飛成

 
 D8D378EA-7567-4842-8044-9CCF29A0890B


 

下手は 直ぐに3段目に 飛車を成りましたが

ここは 

 

▲92香成 △73銀から

▲93成香~▲83成香
 としてから

 

92への飛車成なら

香車も活用出来て


飛車も2段目に成れ さらに良かった気がします。


 

こんなゆっくりでも 下手は間に合うのか?

と思ってしまうかも知れませんが

問題なく

 

【間に合う】のが この手合いなのです。


しかも何より

成った香車を使えるのが大きいです。
 

 

下手は ゆっくり・確実で 大丈夫です。


繰り返しですが 

 

上記手順は  成った香車を攻撃に使えますし

 

飛車は 

1手で 2段目の好位置へと成りこむことができます。


本譜では 93→82で

2手 かけて

飛車・龍を活用しましたが

成香がまだ 活躍していません。

 

 

次に 個人的な 自分自身の 考え方ですが
 

 

「飛車が成ったら 玉の囲い」


 

これは前回の8枚落ちの時に書いたのですが

 

6枚落ちでも 

飛車が成ったら玉の囲い

 

「自陣の整備」が 

下手の勝率を上げる考え方と思っています。

 

*書籍には記載がありませんが

参考になれば嬉しいです。

 

6枚落ちでも 自陣がしっかりしていると

上手から 
技がかかりませんし

 

上手玉がするすると〜「入玉」もされません。

 

飛車が成る→ 自陣の整備・守りを固めてから

複数の 成駒をじょうずに使い 寄せていって


(4枚の攻め)

着実に 勝ちを狙います。

 

 

:24手目▲93飛成 △6銀 ▲68銀

 
3CE8F51B-6C60-46E0-9402-2B3B5A8474D8
 

 

実戦譜では △62銀に ▲82でしたが

上図は この局面で ▲68銀としてみた図を


挙げてみました。



「自陣の整備」の第一歩の手です。

 
 

ここから 整備を進めていくと

どうなるかを 見ておきましょう。 



 

【下手 ▲68銀の研究】

 

 

上図 ▲68銀は 

57の地点を 銀の利きで「角打ちを」防ぎながら

 

次に「▲78金とする手法です。

攻めの手を止めて 自陣の整備をすることを

苦手(怖い)と感じる気持ちは わかります。


上手からの気になる手はというと

△88角ですか?

 

 

:▲68銀 △88角

6F94841F-4CD0-4EC6-8BFF-5A3AA19DDF65
 

△88角とした上図です。

一見 上手からの嫌な手にみえますが 

 

実は この△88角は悪手です。

なぜかを 以下で観てみましょう。 


 

図:△88角 ▲77銀

2790A685-968C-4F57-97C9-5C7F12CF218B
 
△88角とすると 

 

▲77銀で せっかく打った角が助かりません。

 

68銀上るのは

 

△88角には ▲77銀があって大丈夫。

きちんと読めば 怖くありません。 


では 以下で 

本譜24手目▲93飛成まで局面を戻して
 

下手だけ 駒を動かして

理想形まで 下手陣を整備してみます。

 

 

:▲93飛成 △62銀

 

 ここから 下手のみ 駒を動かしてみると

 

68銀→▲78金→▲38金

→▲48銀→▲49玉→▲39玉

CF49FEDA-B756-4C5B-8CEE-1B9D972C6B25


下手が 上図のよう
手順で指したとき

 

上手は この間に 

上記の
手順を防ぐ有効手段がありません。

隙のない指し方です。 

 

上図から 気になるのは

次の上手からの

 

△69角ですか?

→78の
金取りと △58角成がみえる手ですね。


 

△69角と来られたら時



▲79金と引くと △87角成です。


 

気になる方は

 

=▲39玉と寄らずに ▲49玉で

止めておけば良いでしょう。


 

そうすると

△58角成がありません
ので

「▲
79金打とすれば 

上手の角
は捕獲できます。




39玉形でも

 

厳密にいうと

上図から 69へ角を上手が打つと

下手は「▲
79銀(金を取らせない手)

~△58角成〜▲59金
」とできます。

 

上手は 馬を作ってはみても 

最後
「▲59金捕獲されてしまいます。


 

なので上手は △69角とは打ってきません。

*【受かっている】=対処ができる のです。 


 


下手を持つ際の知識として 身に着けておきましょう。


 


上図 もう1手 ▲77銀とすれば

より
完璧な下手陣ですね。

 

 
6枚落ちでも

【飛車を成ったら自陣の整備】

 


お勧めいたします。


 
では 上図から少し 指し進めてみます。 

自陣が万全な状態からの 攻めが

間に合うか やはり気になりますね。 

 
 

自陣整備後 

▲82成香 △51銀 ▲75歩

64A1C5DC-01C5-45AB-B814-0753E9A43436

 

▲82龍としたいところですが

 

▲82成香として「成香」を使いましょう。

 

そして▲75歩から 

「と金」を作って 

 

2枚の成駒で攻めると 勝ちになります。


  

四枚の攻めは切れない


 
下手の 攻め駒は 
 

成香と金持ち駒の金=4枚です。

 

4枚で攻める 

これを 攻めの基本として

 
成駒を じょうずに使うことが 


後々で 強くなる秘訣と思います。


上図で言うと 

金と同じ動きをする

「成香」や「と金」を 放っておいて

龍で無理に攻めたり

2枚の攻めや3枚での無理攻めをしないように

 

初学から きちんと身に着けておくと良いですね。

 

例外はあるにせよ 初学では

 

先ず 基本の 「4枚で攻める」習慣をつけましょう。

 

 

では 本譜に戻りましょう。


盤面を 25手目△62銀まで 戻してください。
 

 

:26手目▲82龍 △52金

290CB751-BF26-436F-9B1B-50D1239A18C0
 

 

本譜で下手は ▲82龍としてきました。

 


・成香が使えていない

 

・下手陣が居玉(未整備)で不安定 



ここまで記事を読んでくださった方は

これらの点が気になるところですね。
 

ですが!

形勢でいうと 下手優勢には変わりないのが

 

6枚落ちの 上手の辛いところです。

 

 

:28手目▲75歩 △65角

50AB9F91-435C-44BF-A499-D73DD231607F
 

 

この▲75歩は 素晴らしい1手です。

 

ここを知っているだけで

 

6枚落ちの序盤・中盤は卒業です。

 

 

*上手は △65角 としましたが

 

よく見かけるのは 下記です。

 
 

:▲75歩 △

D413B18F-5E3E-407D-A771-6B6825B9DECA
 

この△54角は

次に△87角成と△27角成

 

両方の角成が あるのですが

 

下手のお友達は 

この手は充分 良く知っていると思い

 

本譜では △65角として

知らないと思われる手を指してみました。

 

△54角は馬が作れるのですが

 

 

:▲75歩 △54角 ▲74歩 

 △27角成 ▲73歩成

EFC704B4-6AE0-43C9-A5C9-FB7EA635FD6E
 

上図の最終手 ▲73歩成

 

ここの 3段目のと金は厳しいです。

 

以下進んで △51銀には 

▲63金でも良いでしょう。

 

▲63金〜▲42金〜▲62と・・

 

2段目の上手玉に 

82からの【龍の横利き】が

素晴らしく利いていて 下手の勝ちです。



しかし 「3枚の攻め」で少し心細いですか。



せっかくの「92の成香」が活用されておらず 


成香が【遊んでいる】 とお考えなら

それは素晴らしい感覚ですね。


 

本譜に戻ります。

盤面を 28手目▲75歩に戻してください。 

 


:28手目▲75歩 △65角 ▲74歩 

 △同角 ▲73歩 △71歩

FD93E947-ECEF-4B28-B3AE-C037BFBBE33D
 

 

歩を取り込んでからの 

▲73歩の垂らしは良い手でした。

 

しかし

上手が△71歩と受けられるのが 

先ほど65角と打った自分の 狙いでした。


 

上図で「次の手で迷ってくれる」との魂胆です。

 

しかし

今回の対局のようにじっくりと


落ち着いて考えられてしまうと

 

下手は 馬を作られる心配がないですし


そうして うまく

92の成香を活用されてしまいました。

 


*注意して 指せば 

上手の盤上の角は 馬とはなれない運命です。

 
 

*対局後での やり取りで伺うと

▲73歩とは垂らさずに 

 

下記「▲61金」も考えていたとのことでした。


 

:▲74歩 △同角 ▲61金

3D07D972-1979-429D-9DA7-50E3E02E1EE2

持ち駒の金を 投入するお考えですね。

しかし みた瞬間 

これは 重い手で 
非効率です。


これでは

 

2枚の攻めです=龍 と 金


第1感  自分には  61金は 

ちょっと 頭に 思い浮かばない手でした。

せっかく持ち駒に「歩」があるのですから


じょうずに 突き捨てて「と金」をつくり 

と金 を 攻め駒として活用したいと考えました。 

 

小駒と上手の金銀の交換が目標です。



 

下手の金と上手の金銀交換なら 駒の損得は無しです。

 

=上手の駒台に 金が乗る可能性が大となります。
 

上図から 少しだけ 予想される手順を 進めると 

下記のようになります。

 

 

:▲61金 △63銀 ▲51金 △42金

03420C3E-793C-45DC-87F4-1DCEC4DB1379

 

もう少しで なんとかなりそうですが

 

上図ですと 下手は2枚の攻めになっていて

 

強引で 攻めが 細く 切れています。

攻めは失敗です。 

 

92の成香も遊んでいます。

 


では 

▲74歩の局面に戻って 

61金の 他の手もみておきます。
 

 

:▲74歩 △同角 ▲73金 

E9551682-9FE0-49C1-AB09-92E80732C003

 

上図は ▲73金としました。

 
これも 重い手です。 


さらに 「うっかり」の手でもあります。


 

:▲73金 △同銀 ▲52龍

C76DBA4F-4A71-4C0C-9303-A8B7E127E96E
 

 

上図の局面を よーくみてください。

 

何か気が付きませんか?


▲52龍と 王手!ですが 

 

△52同角で 龍を取って 上手の勝ちです。


角の利きも よくみてくださいね。


繰り返しですが

2枚の細い攻めですし


よく読めば 上記のように間違えることはありません。


*うっかり *ただやん 

平手戦にも通じることですが 

よくよく注意しましょう。


 

局面を △71歩まで戻します。
 

 

:33手目 △71歩 ▲94歩(*)

2C4D2AE9-8EDA-47D2-B404-C787BEE59844
 

 

下手のお友達は

73の「垂らしの歩」辺りから  


じっくりと長考されて


上図でも  だいぶ 考えておられました。

 

とても 良い時間の使い方ですね。

ここは急所でした。




本譜では △71歩に ▲81成香とされましたが

ここでも一つ【少し遅い手】をみてみます。

上図は ▲94歩とした局面です。 


書籍で紹介されている手に似ています。


 

さて 本譜との差異はなんでしょう?

答えは局面の差に加えて 駒の活用と 


攻めの速度の違いです。 


 

*以下で 下手が 

72に 歩成とできるまでの手数と

上手陣内の「下手の駒の残り方」をみていきます。

下手の駒のみを動かして 読んでみましょう。
 

 

:▲94歩→▲93歩成→▲83と→▲72歩成

2EDF3B90-4477-4077-AA90-905C2E54AE49

▲94歩  からですと

上図の通り「4手」かかります。

 

この次 上手は当然 △72同歩です。

 

その後▲72と 

としても  龍+と金+持ち駒の金=3枚の攻めです。

 

勝ち負けで言えば


下手は悪くはないと思いますが 


出来れば 上図を観ると 


避けたい手順ですね。

 

= 92の成香が遊んでしまっています。


では 本譜の場合はどうでしたでしょうか。


 

:▲81成香

A242C833-1AE9-4496-9580-FCFE8604217C
 

本譜は ▲81成香でした。 

ここから 以下

▲81成香→▲71成香→▲72歩成


3手で成駒が作れ 

しかも

成香+ と金 + 飛車

 

そして持ち駒の 金を加えて

 

4枚の攻めに成功です。

 

これは成香もじょうずに使えて

本譜は見事で 明るい手順でした。


94歩の手順より 良いですね。


局面に応じた読みが必要ですね。


 
では 本譜▲81成香に戻って

 

:35手目△56角 ▲58金左

72954611-D2AE-4901-8327-C119685495CE

 

上手は 1歩を補充しながらの

次の角成をみせた手ですが

 

▲58金左は当然ながら良い手です。

 

ここでこの金を上がらず 

▲71成香を 急ぐ方もおられますが

 

上手に 安易に馬を作らせてはいけません。
 
続けます。 


 

:△45角 ▲38銀

18DF79F6-958F-4039-9316-F5AE898C7B48
 
上手は 角成を受けられたので 

 

45角と引いて 

自陣 72の地点へ利かせながら

 

27への成を見せた手ですが

 

対する冷静な▲38銀も 

普通に良い手でした。

 

ここでは 優劣もはっきりして


後は 「指してみた」という将棋になりました。

 

 

以下 ポイントの局面まで

少しかいつまんで 本譜の通り進めますね。

 

:45手目 △72歩

A3D6E0D0-E709-4039-A372-7E047CE19EDD
 
上図は


角のラインに 歩を上手が打ったところです。

 

 

この△72歩をうっかり ▲同成香とすると

 

:△72同銀 

90BA8610-DAE5-4A19-B175-EB1041203B9F
 

 

△72同銀と成香を取られ ▲同龍とできません。

 

=上手の角が利いています。

 

こうなると ▲同と 

とするしかありませんが

効率が悪くなるので注意でした。

 
本譜の進行に戻って 

 

:46手目▲63と △同角 ▲72成香

A1216FB7-416C-4FC1-914D-808B1D21CD51
 

63の銀を 落ち着いて と金 で取って

 

大駒の角を呼び込んでから

 

▲72成香は見事でした。

 

上手は指しようがありません。

 

 

 

:49手目△54角 ▲88銀

 
EA2E27A3-6312-49BF-AC20-EC1EE001F706
 


72成香から角を逃げつつ △54角としました。

 

ここでの注意は 

上手の △87角成を あっさりと

許しては損だということです。

 

下手のお友達は

ここも落ち着いて ▲88銀でした。

 

 

 

:53手目 △33玉

014C149D-3574-4193-B933-ED3918EC3064

 

上手は 大変 困っています。

 

△33玉と

少しだけ 粘ってみました。

 

ここで次に本譜では ▲71龍でしたが

 

実は 指して欲しかった手があります。


 

:▲52成香

FAAC8791-FE3F-40F7-B572-85D5272CD63A

 

普通に成香を寄っての ▲52成香です。

 

もし △32金ときたら

▲53成香として

角取りに 成香を引けば

 

あとはきれいに下手の勝ちです。

 

*本譜でも悪いというわけではありません。


また▲52成香に △43金なら 

 
 

:▲52成香 △43金 ▲62龍

 
B085CC96-4468-4B78-8118-BD5FCD783DD7
 

きっとお友達は 

この △43金を嫌ったのかもしれません。

 

しかし 成香を使えるように

 

△62龍 としておくと= 手筋です 上図

次に ▲53成香が 

角取りと金取りになります。

 

*成香を使っていこうとする手順です。

 

▲53成香 △同金 ▲同龍 として

一間龍になれば 下手必勝です。

 

以下 △43角と引いても 

▲54金ないし▲54銀で 下手の勝ちとなります。

 
本譜に戻ります。 


 

:58手目 ▲55金

EFADF18A-4DD2-496A-A70A-0A454AD5B39E

 

58手目 ▲55金が冴えた手で

 

上手の 玉が 極端に狭くなりました。

 

上部の【中段玉】で粘ろうとする

上手の狙いを打ち砕いた手です。

 

これは決め手 ・好手でした。

 

 

:59手目△35歩 ▲26歩

F5EB5CF2-5604-4D86-B09D-98E0BC3CE273

 

この▲26歩は読みの入った手で

 

参りました。。

 

上手玉は

2筋~1筋方面も逃げられなくなった1手です。

 

素晴らしいです。

さて

本譜では 上図から 

△41金  ▲44銀   △22玉  


と進行しました。

このとき

41の金は良くない手です


下手が いつでも 

取ることができる状態  の駒 


質駒(しちごま)になっています。



△41金 ▲44銀 のあと

上手玉が 24へと逃げると

 

本譜と同様に

下手はいつでも 龍で金を取ることができる

=入手が見込める(質駒)なので


 

▲44銀 △24玉に 

▲41龍 △同銀 ▲25金

92E04E8D-BDE8-4262-A934-3B620DCBDD55

26歩と 1つ歩を突いてあるので

 

▲25金で詰んでいます。

上手の自分としては

62手目 ▲44銀の代わりに 

 

ここでも 指して欲しかったのは

 

くどいですが 下記の

【成香を活用する手】でした。

 
 

▲51龍

7AFE84B6-0E34-46E0-AA82-1CDA15CB81BD

 

▲51龍とすれば 

次に ▲
52成香とできますね。

 

上図で △41金には 

▲53龍で 角取りの一間龍となり

下手勝ちです。


△41銀には ▲44銀から〜53銀成です
 

 

:▲51龍 △43金 ▲52成香

25C3DDDB-FB8A-41F6-B042-92FC176E2FD3
 

上図 は  次に 

▲53成香が厳しい手になります。

盤駒でゆっくり動かして ご確認ください。 

 
 

 

:61手目△41金 ▲44銀 △22玉(本譜)

D20FF4BA-0976-4C65-9E49-1AA520D14A26
 

 

上手の△41金も悪手ですが 

もう 致し方ありません。

上図で 

 

龍を切って  即詰み  でこられるなら

6枚落ちは卒業と思いました。

 

*△22玉のところを △24玉と逃げられない事は

 

前述の通りです。

 

龍で金を取って 25金で詰みですね。

 

 

 

:65手目▲41龍 △同銀 ▲33角 

 △31玉 ▲22金 まで下手勝ち

98F31D02-64B6-47B2-9D36-6DA6A46AF635

見事  龍を切って 以下 詰まされました。

 

負けました!

 

 

お見事でした。

 


大山十五世名人の書籍内でのお言葉ですが

 

8枚落ちを卒業で  憶えたて〜入門からは卒業。

 

6枚落ちを卒業で

【初心者の域は 卒業】と書いてありますので

 

お友達は 脱初心者さんです。

 

自分も 勉強になりました。

対局ありがとうございましたm(_ _)m 

 

 

また一緒に勉強しましょう。

 

 

 

 

局面作成

 

http://home.att.ne.jp/lemon/ogi/SituationFigure.html 様より

 

 

ありがとうございます。