将棋の勉強・羅針盤

 

 

今回は 自分が お友達と指した

駒落ち将棋からの学習をしていきます。 

上手(うわて)の自分からみた1局の印象や

ポイントなどを 書いていきたいと思います。

前回は 8枚落ちでしたが 

 
今回の手合いは
 

6枚落ち】です。

 
この6枚落ちも 数回にわけて

シリーズ記事としての構成になります。

今回は その(1)です。 



*対局したお友達には

棋譜の ブログ掲載許可を頂きました。

 

対局日時:2019年12月2日(開始)

〜12月13日(終局)

 

ところ:Twitter上 

 

持ち時間:無制限・のんびり、無理なく。

(お互い時間のあるときに 1手ずつ
符号を書き込むスタイル)

 

=前回 8枚落ちのときと同じです。

 

△上手(うわて):自分(道場四段・普及指導員・免状五段)

 

▲下手(したて):お友達フォロワーさん

(将棋教室へ通っておられ、
将棋指す歴1年と少し?)

 
前回の8枚落ちとは 別の方です。 


*下手の方は現在

この「
六枚落ち」を 

お教室で
勉強されているとのことでした。

たいへん 熱心に学習しておられ感心しています。
 

 



図:6枚落ち初形

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お手元に 盤駒をお持ちの方は

一緒に 以下の棋譜を並べてみてください。
 

 

 

棋譜:

 

△4二玉    ▲7六歩    △7二金    ▲6六角    △8二銀   

▲9六歩 △7四歩    ▲9五歩    △6四歩    ▲5六歩


△7三金    ▲9四歩 
△同 歩    ▲同 香    △8四金 


▲9八飛    △9五歩    ▲8四角 
△同 歩    ▲9五飛

    
 →20手まで 
指了図(1)*次回記事へ指し継ぎ

 


 

書籍でもなんでも 棋譜を並べる際には

実際の盤駒がお手元にあれば良い
のですが

 

ぴよ将棋さんへ取り込んで

スマホやPCで動かして下さっても良いと思います。

ぴよ将棋さん(STUDIO-Kさんサイト)


 

今回も

なるべく図をたくさん使って

 

自戦記として 書いてみたいと思います。

 


駒落ちの 手合いとしては

 

本当の初心者で 

8枚落ちを卒業した方は 

次に この六枚落ちとなります。

 

【6枚落ちについて】

再掲:6枚落ち初形図

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6枚落ち初形図を 改めて観てみます。

8枚落ちより

上手に 銀が2枚加わっています。
 

【金銀】ともいわれるこの手合いは 

下手の熱意で 乗り越えられる手合いといわれています。

 

今回 下手のお友達

角を切って 自分の角と上手の金を交換する

有名な
定跡で来られました。

 

序盤早々に

下手の角と 上手の金の交換をするので

下手が
勝ちにくい定跡とも言われています。

 

普段 普及指導員としての活動の際に

自分もこの六枚落ちは 

上手を持って指
すことが多い 人気の?


手合いですが

 

指し始めて1年以内の方には 

 

実際のところ やっぱり勝ってしまいます。



 

*個人的には 6枚落ちの下手は

「1筋突破の定跡」
のほうが

 

角金交換もなく

 

勝ちやすいと思っています。



 

 

【少し雑談】

 

1つ上の  手合いの「四枚落ち」は

さらに 
上手は勝率があがります。

 

この6枚落ちより

上手には 桂馬が2枚増えるので

端が簡単に破られないからです

 

自分自身も

2〜3級くらいまでの方には

どういう基準の2〜3級の方かにもよりますが

四枚でも かなり勝ってしまいます。
 

*小学生くらいのお子様たちに

元気よく 挑まれる手合いです。

なぜに 勝ってしまうのか?ですが・・

 

彼ら彼女らは

 

定跡や本などは あまり読んでこないで

 

強引に無理やり 自陣を放置して

攻めて来るからです。。( ̄∇ ̄)
 
*8枚落ちの記事でも書きましたが

少し 勉強しておくと プロの先生にも 勝てるし

より 駒落ちの対局を楽しむことができます(^^)


 


今回 下手のお友達が指した定跡については

渡辺明先生も ご自身のブログで

過去に 触れておられます。

 


【渡辺明ブログ】



 

「6枚落ち・4枚落ちについても」



 

 

 

では 記事を進めていきます。

 

普段 お勉強されている方なら

「六枚落ち」の下手を持ったら

何としても 「
勝ちたい手合い」でもありますね。

 
 

 

 

図1:上手の初手 △42玉

 

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序盤の定跡は 少し省いて書いていきます。

 

詳しくは 駒落ちの書籍で各自ご覧ください。

 

この6枚落ち記事では 序盤は

要点のみを書いていきます。

 

お相手との棋力差により 

指すとき 

この6枚で 上手を持って指さ
れる方も

多いかと思います。

 

初手は

大山先生・先崎先生・所司先生の書籍で

 

上手の 初手△42玉が推薦されていて

 

事実 自分も

この△42玉
は 一番勝率が良いです。

 

*詳しくは本で ご確認くださいね。

 

 

図:初手△42玉 ▲76歩 △72金 

 

▲66角

 

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▲66角が

この定跡の「骨子の1手」です。

 

この手が来て 自分は

 

「普段から お教室でしっかり勉強しているんだろうなぁ」

 
と思いました。
 

この友人は

 

「所司先生の書籍を買った」と

ツイートしておられたと記憶していましたので

 

ここから 所司先生本の手順や

指し手を 少し外そうと思いました。

 

*▲66角と指されて

この後必ず

▲84角 △同歩 ▲95飛の定跡

で来ると 確信した瞬間でした。

 

下手は 9筋を突破しようという意図です。

 

対する上手は 大山先生の本のように

いろいろ 
小細工もあるところですが

 

このまま前述の【角金交換の定跡指してきても


こちらは 書籍の手順を 後に途中で外して


混乱してもらう算段だったので  ( ̄ー ̄)

▲66角のあとも 本の通りに素直に

途中まで
指していきました。

 

書籍の一番有名な手順で進み



 

図:20手目 ▲95飛まで (指了図1)

 

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今回はここまでにします。

 

ここまでに至る手順など ポイントは

次回 その(2)の記事で書きたいと思います。

 

 

(続く)

 
【駒落ちの書籍】

8枚の記事でも記載しましたが 

自分のおすすめは この2冊です。

駒落ちのはなし  (先崎学九段 著)


 
【決定版】駒落ち定跡 (所司和晴七段 著 )




また 今回記事中に記載した 大山先生本は

今は絶版になっています。


これは何度も何度も並べました。

定本 大山の駒落ち(十五世名人 大山康晴 著)
 
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池田書店 

1979年11月 発行 

ISBN(13桁)  9784262101033
 

 

局面作成

 

http://home.att.ne.jp/lemon/ogi/SituationFigure.html 様より

 

 

ありがとうございます。