音楽鑑賞室(少しずつ・楽しく)

 

「名盤への旅路」


今回は


ベートーベン交響曲第です

 

日本では「運命」として 良く知られています。


   2020年3月5日更新


運命とは 

ベートーベンが名付けたわけではないようです。

 

Wikipediaさんよ

 


 

 

 

クラウス テンシュテッ

 

Wikipediaさんより

 

 

 

 

テンシュテットは 

このブログでは2回目の登場となります。

 
過去記事はこちら



 

ドイツ メルゼベルク生まれです。

 

 

ロンドンフィルハーモニー管弦楽団

 

Wikipediaさんより

 

 

 

テンシュテットはドイツに生まれ

ドイツで
勉強してきたのにも関わらず

 

ドイツや オーストリアとの楽団とは不仲で

演奏回数も少ない
のですが



Wikipediaさんにも記載されているように 

 

*ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団とは

大変相性がよかったそうです。


 

 

今回取り上げた ベートーヴェン交響曲第5番は

 

皆さんご存じの 

クラシック音楽史上でも 
最も有名曲の1つ

 

多くの言葉は不要ですね。


 

 

第1楽章は 暗 

しかも劇的な
動機展開・進行してきます。

 

*運命の動機を 徹底的に展開していきます。

 


第2楽章では美しく 勇壮な変奏曲が聴けます。


 

第3楽章は

 

不気味で 長いトンネルのような音楽を経ます。



 

そうして

 

第4楽章の勝利

へと続きます。




 
自分は 初聴きのときですが

 

第3楽章の暗黒を聴いてきて

第4楽章…


トンネルを抜けたあとの

素晴らしい 
圧倒的な勝利感に

 

全体が終わったとき

 

あ〜全てが解決して 完結した

 

という 納得感が得られたのを想いだします。



 

この暗→明 への変換があまりに素晴らしく

 

特に 第3楽章から 第4楽章は

続けて途切れることなしに
演奏されるため 

 

視聴する自分はともかく

 

演奏する人達は 

気持ちの入れ替えはどうしているんだろう?

 

とか 考えて聴いていたものです。

 

 

人生 誰しも好調のときばかりではないので

 

この曲の序盤の部分は

そういう時を思い出しながら 
心を込めて

「熱く 静かに」
演奏でしょうか。


 

最後の第4楽章での爆発

 

ここは 第3楽章から続けての演奏でなければ

 

3と4で 楽章間での間で 

気持ちを入れ替える時間的余裕
があるはず?ですが

 

この曲では 続けて演奏されるように創作されているため

 

一気に 爆発するようにが提示されます。

 

演奏する人達には 心的な変換が容易でないのでは?とか

 

また ここが「勝負どころ」と思って 

聴いていました。




 

今回 聴いてみるのは

 

1990年8月30日 

ロイヤル アルバートホールでのライブ演奏 

 

 

BBCの 垂涎の音源からです。

 

クラウス・テンシュテットの 

ライヴ
でレコード化されました。

 

ベートーヴェン運命

 

199030

 

ロイヤル・アルバート・ホールにおける演奏は

 

壮絶な演奏で広く知られ 

なおかつ 
今でも語り継がれているものです。

 

作品の「根底までをえぐる」ような

 

テンシュテットの指揮は 最高度に燃焼

 

まさに白熱のライブ演奏す。



 

静かな緊迫と不安を 切り裂くよう

 

しかも 深みのある冒頭部分素晴らしく印象的です。



 

力感のみなぎりと表情の憂鬱・暗闇の深さが

 

きわめて大きな振幅で展開され

 

悲痛ともいえる音楽が組み上がっていきます。



 

楽章の 美的感 世界観

 

勇姿たるアンダンテ・コン・モート

 

的充実が 造形されていく

 

大きな広がりには いやおうなしに

 

ぐいぐい引き寄せられます。



 

」から「」へと一気に爆発する

 

終楽章への移行部は 先に書いたように

 

第3楽章から連続して演奏されます。


 

テンシュテットのエネルギー

ここで
最大

 

火花がパッと放たれるよう

 

まさに 輝きの瞬間です。


 

感情の神秘や 人間の魂の玄妙

 

ベートーヴェンの音楽を

 

見事に大きく 開花させた

記憶に残
る「運命思います。



 

YouTubeさんより

 
 

 

この日のプログラム 

 

ウェーバー オベロン序曲 

 

ブラームスピアノ協奏曲第1番

ピアノアルフレート・ブレンデル

 

ベートーヴェン 交響曲第5番 

 

でした。 


その中から

 

この日最後に演奏された演目です。

 

 

 

 

お読みくださり 

 

ありがとうございます。