音楽鑑賞室(少しずつ・楽しく)
                    2020年3月8日更新
フルトヴェングラー 指揮

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

1944年12月19日:録音 

ベートーベン交響曲第3番

ウィキペディアさんより

 

フルトヴェングラー 

ウィキペディアさんより






名曲中の名曲に フルトヴェングラー 指揮

ウィーンフィルハーモニー管弦楽団

素晴らしい組み合わせです。

今回の記事では 素晴らしいと言われいる

だけでない 

この レコードの問題点などを

個人的主観 で書いてみます。


ウラニアのエロイカ・英雄 を聴いてみませんか。

クラシック音楽ファンなら

良くご存知だと思います。

*ここでは ウラニアのエロイカに

知識がない・初めて聴くという方
向けに

ご紹介したいと思います。

既に ご存じの方には不要な記事です。

加えて 私見満載ゆえ 

十分 ご注意ください。

*さて このレコードを

普通にレコードプレイヤーで再生すると

半音高い 

=半音高く 速度も当然速く

興奮などなど

あおられるレコードです。

*廃盤となり 希少性が異常に高まったレコード。


*1944年12月19日 演奏です。

第二次世界大戦終戦直前の

放送用演奏・録音です。

*フルトヴェングラー のこの演奏については 

とても 素晴らしい演奏である一方で

いろいろな問題点もあることはファンなら

既にご存知の通りです。

異論があるかと存じますが

個人的な考えなので

何卒 ご容赦ください。

*先ず レコードについて わからない方は

audio-technicaさんの 

こちらを 復習に是非 参照ください。



このウラニア社製 レコード


*異様に高価なレコード:10万〜20万円?

*半音高いピッチのレコード

*フルトヴェングラー が 認めていない

*数え切れないほどのレコード・CDの存在

*録音 年月日などなど不可思議なレコードの存在

*第二次世界大戦での人間の複雑な心境や

   背景を絡めての 過剰とも思われる

   解説・解釈文を書く人々

*ピッチ修正後を聴くと意外に落ち着いた名演



基礎知識が必要ですが

愛好家でご研究されておられる方々が大勢

いらっしゃいます。

詳細は

ネットで 是非 ご検索下さればと思います。

*たくさんのブログや 記事が閲覧できます。

個人的に ウラニアのエロイカ

LP:非常に高価な現物は

今時点で 自分の手元にはありません。

従兄弟が  昔 所有していました。

それを引き継いだはずなのですが・・

…どこにしまったのか、、見つかりません。

自分の 棚にあるのは

関連する 板起こしのLPレコード数点 と

昨今の CD ……です。

この写真は delta盤のCDです。

ピッチ修正済み を CD化した物です。

ボーナス特典でピッチ修正前の第1楽章が入っています。

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まず 徳岡直樹さんのyoutubeチャンネルから

こちらをじっくりご覧ください。

*この動画・ご解説 が  実に 秀逸です。



この ご意見 お話に 共感致します。


さて

日頃から クラシック愛好家の皆様も

思っておられる事と考えていますが

レコード録音  =記録として残された演奏は

それが本当のライブや演奏そのもの「ではない」

これは 疑いのないところと思います。

とすると 録音とは 果たして

演奏家自身の望むところを

余すところなく 残しているのか・いたのか。

・演奏収録→収録後の編集作業 並びに 十分なチェック 

・商品として 納得いくものとして残す。

・記録として残す。

これらの点について

執念を燃やした人が カラヤンとすれば

録音行為そのものが

演奏会・演奏そのものを 現していない

残していない・残しえない と考える演奏家も

当然ながら存在し

いろいろな点を不本意とする

録音嫌いの演奏家も多く居ます(居ました)

チェリビダッケは 自ら言っていたように

その 録音嫌いの1人でしたし。



話しを戻しますね。

フルトヴェングラー 指揮

【ウラニアのエロイカ】

と呼ばれる 録音 レコードは

何が 問題なのでしょうか。

先ずは 発売当時 

半音高い ピッチの レコードだった事。

「レコード化を想定した演奏ではなかった」

フルトヴェングラー には不名誉な存在でした。

裁判で係争




実際に演奏された音階より

半音 高く 作成されて 

(狭いところへ グイグイ 押し込んだ と簡略に書いて置きます)

そのまま演奏者の 許可なく

レコードで発売されたのです。

この 半音高い ピッチの

修正なしのものを 聴いた事がありますか?


自分の 初聴きは  従兄弟が所蔵のものでした。

LP(レコード)です。 

子供の頃 一緒に 聴いたのですが

正直 凄いと…


ピッチが 半音高い録音とは

事前に 従兄弟から聞かされていませんでしたし


(子供の頃は そこまで知識はありませんでした)

何しろびっくりするほど感動しました。

当時非常に興奮・感激したことを覚えています。


半音高い ピッチ修正前 :youtubeさんより


この修正前 レコードは 冒頭からして…凄まじい音です。


この問題を把握した

フルトヴェングラー 自身は 好ましく思わず

発売元 へ 

発売差し止め と拡散を やめるように働きかけ

前述のごとく 裁判沙汰になっているとか…

よって?廃盤になり希少性で

価格は 大高騰。

コレクターズアイテムです。

そういうことを知ったのは後年です。

自分は それを知ったのちに  

この録音を

少し 冷静な気持ちで 聴けるようになりました。

半音高い ピッチを 修正後:youtubeさんより


修正後と前では 随分と 違いますね。

*再生時間にも 明らかに 差があります。

=短く 押し込めた 半音 高いピッチの 演奏とは別物です。

この ベートーベン交響曲第3番 フルトヴェングラー には

   修正前のものは 大変不名誉なシロモノでしたね。

ピッチ修正後は 落ち着いて聴けます。

良い演奏です。


( 修正前のものは お話のネタとか歴史などの確認くらいで……)


フルトヴェングラーの

*ベートーベン交響曲第3番 1944年12月19日の

【演奏記録】

と考えるのが一番 と 今の個人的な思考です。

「ウラニアのエロイカ・英雄」と 興奮して 

嗜好していた時期は

現時点で 自分自身の中では 終わりにしています。

しかし そうですね …

それ程 熱く思っていたのは事実です。

ウラニアのエロイカは 凄い…先入観の払拭は 大変です。

*何十種類もの レコードが存在する

この ピッチの問題と

「めまい 」がするほどの無数の種類のレコード

個人的には

これらの点を 頭に入れ置くだけでも充分です。

*ピッチ修正の物で評判の良さそうなのを

    数枚持っていて 聴けば良い。



これが現況での自分の結論です。

演奏自体は素晴らしいもので現代でも

フルトヴェングラー に並ぶような

演奏するのは 至難と思います。

フルトヴェングラー には

*1952年のベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

との ライブ録音もあり 購入出来ますし

youtubeでも検索できます。

ぜひ そちらも  聴いてみてください。


少し冷めた書き方になってしまい

フルトヴェングラーの 

ウラニアのエロイカ・英雄 という 言葉が

好きな 皆様へは申し訳ありません。

フルトヴェングラー の1944年

記録・録音   

ウラニアのLPをとことん追求することは

専門家にお任せ致します。

板起こし等々。

今後更に

オーディオ技術や科学技術が発展し

革新的に 様々が解明されるかもしれないですね。

その機を待ちます。



お読みいただき ありがとうございます。