【詰将棋並べ】

勉強の準備は良いですか? 

初めての方は まず以下のリンクで

学習の進め方を ご確認下さい。



盤駒を出してくださると幸いです。

 

ぴよ将棋さんを使った勉強方法の過去記事も ご参照ください。

 

「並べて憶える」

 

この練習を 繰り返してやっていきます。



 大道詰将棋


その中でも

「香歩問題」
基本形とも思われる図式です。

この作品を まずはしっかりと

解図できるようにしておいた方が

 

良いと考えて 今回は取り上げました。

 

【持ち駒に 香車と 歩がある】


 

今回は 香歩問題の中でも



最も簡素な図式 です 


 

042026D4-FCBE-44A1-AE59-B62B444AA10C


 

大変有名な図式ですので

大道詰将棋をご存じない方でも

 

どこかで 目にしたことがあるかもしれません。

 

大道詰将棋を初めて見る、という方は

当ブログ過去記事の 

下記のリンクをご参照ください。



今回も 【詰将棋並べ】の学習方法で

丁寧に 観ていきます。 

 

いつものごとく

 

問題図を解こうと考える必要はありません。

 
並べて 憶えていきましょう。
 

お手元に 盤駒をぜひご用意下さい。

実際に 駒を動かすと

理解度もより深まり 憶えも早く

 

実戦でも 終盤の力へ好影響と思います。

 


 

【大道詰将棋とは?】

 

簡単に言ってしまうと

 

「初形図から 詰めば良い」

 

駒が余っても なんでも


 

「詰めば良いのです」

 

ここが 普通の詰将棋との

大きな
違いです。

*攻め方 玉方が 最善をつくし

最長手数で 詰ませることが 前提です。
 


ただし!当たり前ですが


いろいろ繰り出してくる玉方の受けの手に



攻め方が 手を誤ると 詰みません(^^) 

 


とにかく詰めば良いので 

普通の詰将棋よりも

ルール上の制約が少なくなるためか

 

妙手・鬼手が満載です。


 

(通常のルール内で 創作して

様々を成し遂げておられる 詰将棋作家の皆様方
 

本当に素晴らしいと思っていて 尊敬しています。)


 

当ブログの 「詰将棋並べ」では

終盤の妙味
を味わったり

実力養成の為に

 

通常ルールの詰将棋作品に織り交ぜて 

これからも 大道詰
将棋にも

少しずつ 取り組んで参ります。

 
では 今回の学習に入ります。 

 



 

【大道詰将棋 香歩問題】

 

*攻め方の持ち駒に 香と歩があるので

香歩問題と呼ばれています。

 

 

【テーマ】


 

・最も簡素な香歩問題の図式を観てみます。


 

・銀の中合(中合の勉強をします)


 

・持ち駒の歩の枚数:詰みには4枚が必要です。


 

 

香歩問題の 詳しい分類などについては

 

【詰将棋おもちゃ箱さん】の ドキドキストリート内に

要諦が
載っていますので

 

是非こちらをご覧ください。

 
 

 

 

 

:初形

 

042026D4-FCBE-44A1-AE59-B62B444AA10C


詰め手順:

 

香 83銀合 82歩 91玉 92歩 

 

同銀 81歩成 同銀 92歩 同玉 

 

83成 91玉 92歩 同銀 82金 

まで 15手詰

 

 
初期配置の駒が たったの3枚です! 

 

簡素で

すぐに 取り組んでみたくなる図式ですね。
 

  

上記の手順を観ながら 

ゆっくりマイペースで

 

盤駒を使って 並べてください。

 

詰めて 初形に戻して 

また詰めて を繰り返して

 

手順ごと憶えて】ください。

 

 

図:詰上がり図

 

C38DF0B2-73BB-4531-A531-67094CAF88E6

何度も何度も ゆっくり 


駒を動かしてみましょう。

 

完全に憶えてしまうのが 肝要です。

 

うるおぼえ

は  実戦では 使えないことにもなるので

 

しっかり学習していきましょう。

 




 

【学習・研究】

 

・初手の研究

 

以遠打(いえんだ)

 

 

図:初手 ▲84香


A876B536-05DD-4620-9CD1-4996FBFE476B


初手は▲89とさせて頂きましたが

この初手の香打ちは 

 

▲84香 (上図)

 

玉からみて この84の地点より 

下 くに 離してっても


「同じ手順手数」で 詰みに至ります。

 
これを

 

以遠打 

 

といいます。

 

 

以前から このブログ内の

 

詰将棋並べのシリーズでは

学習してきたことです。

 

しっかり 復習しておきましょう。

 
 

*以遠打 参考記事:待宵第22番

 

 

 

図:初手 ▲89香


58F5A970-80FF-4AB0-9C9D-AD4B6A5E4C0A

前述通り 初手の香打ちは

以遠打」 ですので

 

84香・85香・86香・87香・89香

 

いずれの地点に打っても

以下 同じ手順で詰みます。

 

*上記のどれを 初手として記載しても

正解となります。

 

 

今回 当ブログでは


 

初手は「▲89香といたします。


 

【下段の香に力あり】という 

将棋の格言がありますね。



一番遠くから離して打ってみま
した。

 
 

 

図:初手 ▲89香 △82歩

 
0A202EF3-9652-4EED-B9DE-6A956214FCB7
 

 

初形の図式を見て 普通なら 

 

なーんだ 

▲89香と打って △82に何か合駒を打ってきても

 

▲同香成か ▲同金で3手の詰み!

と 考えます。 

 
しかし!



これは なんといっても



大道棋です(●´ω`●)


 

:初手 ▲89香 △82歩 同金(ないし同香成)

 

AADFE6A9-4D3C-405D-B803-1B959BCBB392

初手▲89香に △82歩として

上図

 

「これで3手詰!でしょう・・

 

と思うのが 

大道詰将棋を知らない・または
初学では 

ごくごく 普通の感覚です。



 

簡単に詰むように観える




「ように」創ってあるからです(^^)



 

実は

短手数では詰まない仕組みが施されています。

 
さて

2手目△82歩は

本当に 玉方の

最善の頑張りだったのでしょうか。

=気がついていない 3手で詰まない逃げ方

ありませんか? 
 
2手目を もう少し色々 調べてみましょう。 



 

盤面を 初形に戻してください。

 

図:初手▲89香 △92玉


F811BFE8-9DFA-48F8-ABA6-4C33F6428A77

今度は △92玉としました。

 

 

図:初手▲89香 △92玉 83香成 

  91玉 82金

 

052897B5-49FA-4A59-9D8D-BCC1BB6EC098

 

9筋へ逃げても 5手で詰み!

 

と 思い・・そうなところですが

 

上図

そうは簡単にいきませんね。 

 
初手▲89香としてから

よーーーく みてください。

玉方は「△82歩」「△92玉」のほかに

応手ができる場所 ありませんか? 



当ブログでも 何度も学習している




【中合】はどうでしょうか。 



 
*中合とは:玉から離して打つ合駒のことです。
 
今回は 2手目で

83の地点へと 中合するのが

絶妙手で 最善手 となります。


 

香・飛車・角 ・龍・馬 などで

離れた 位置から「打ったり」「王手」された時


 

この「中合」(ちゅうあい)という言葉を



思いだした方は

 

かなり お強いです。


 

さらに言えば 実戦でも 

 

中合を用いる機会を 見逃さない方達は

高段者ですね。

 

 

では

 

どの駒を「中合」として合駒すれば

一番玉方は粘れるのかを

 

ここから 調べていきましょう。

 

中合 など 合駒を考える時

 

詰将棋に取り組み始めたばかりの頃だと

 

なかなか すぐに

最善(一番 詰まないように頑張れる) 

の  合駒
選択は 浮かばないものです。

 
そういう時は・・ 



 

そうです。

 「
全部調べる」



 

大変ですが この習慣が 大切です。

初手▲89香とした図から 

2手目の 玉方の合駒の候補は

 

【歩・香・桂・銀・金・飛・角】

各種ありますが

 

順番に 一つずつ丁寧に調べて

納得しながら 頭に入れていきましょう。

 

最初は大変ですが

この作業に慣れてくると 徐々に

最善の合駒が

頭に浮かぶようになります。




合駒の選択の優先順位は 




安い(低い)駒から考えましょう。




実戦でも 駒を打たずに済むなら良いですね。



 
=価値 駒の点数の過去記事を参照下さい。





持ち駒は戦力です。



価値の高い駒を打って良い点は


*強い守備力が得られる


*欠点は 攻める時 戦力不足になる。


*合駒は何でも良い訳ではありません。



参考記事:合駒について

(易しく書いてあります)

 



 

では ご一緒に 全部調べましょう。



「歩」の中合から研究します。

 
盤面を 初形に戻してください。
 
 

図:初手▲89香 △83歩合

 

600DE504-0609-4EC4-A42A-459331BEB2C3

上図


△83歩と中合しました。

 

 

図:初手▲89香 △83歩合 同香不成 92玉

 

  (失敗図)

 

94DFB91A-76DD-4DD2-A1CD-F6B38D7E0566

 

83の歩の中合を 



王手で 同香不成としてしまうと


 

△92玉と上がられて! 


 

詰みません。 




【上図は 重要です】 



  

 

図:初手▲89香 △83歩合 同香不成 92玉 82香成 

 

    93玉 83成香 94玉

 

51D615E4-F8A2-4861-B54A-AEC92B481DF7

 

上の手順で 追っていきますが

94玉で 上が広く 詰みませんでした。


 

83の歩の合駒を 



3手目で▲同香不成
 



香で
王手したため


 

(*近づけて受けよの格言通り)


 

玉を 92から上へと脱出させて



逃がしてしまいました。

 

 

これは攻め方の失敗です。


 
盤面を 初形に戻してください。 

 
 

再掲図初手▲89香 △83歩合

 

2277B37A-3593-44B5-AF55-8F44A758F7EB

2手目 △83歩合まで戻りました。


 

ここで攻め方は 少し工夫が必要です。

 

 

:初手▲89香 △83歩合 

 ▲82歩 91玉 92歩

 

D8D9CEAA-9B66-4C8E-A289-8E58BAECF9BE

 

上記の手順で 83の合駒を 直ぐに取らないで

 

4手目 ▲82と 

歩で 
王手していきます。

 

1段目に居る玉を 

段目に おびき寄せるのが目的です。

 

 

図:5手目▲92歩 △同玉 

 

83香成 91玉 81歩成 同玉 82金

 

 

6F8F94B5-C9FC-40DF-9322-3202DA1942AD

 

上記の手順で 詰みです。

 

*3手目▲82歩の王手に 

△92玉と上がると 

▲83香成

 

上記手順より  1手早く詰んでしまいます。



玉方が 最善で粘るには 


初手:▲89香 △83歩合 ▲82歩に 



「△
91玉です。



 

また 8手目△91玉のときに 

攻め方の駒台に 歩がなければ 詰まないのですが

 

ご覧の通り 歩が持ち駒にあるので  

 

△91玉に ▲92歩と打てて

詰み筋に入ります。


5手目▲92歩の王手には △同玉の1手です。 


 

これで 2段目に玉を誘導できました。


 

盤上で ご確認をお願いします。



玉が 92へと上がってきたため

7手目「▲
83香成」が実現します。

 

この▲83香成には 

91玉と引くよりありません。

攻め方は 次の9手目で 

 

▲92歩とは できません。



*【打ち歩詰禁】の 反則に注意しましょう。



9手目は▲81歩成と 

歩を 成捨てるのが
 軽妙ですね。

 

良い手です。

 

△同玉に 最後は▲82金でも▲82成香でも詰みです。

 

=最終手余詰:最終手のみ 許容されていることは

以前からの記事で述べてきました。



 

次は 2手目「香」の中合を観てみます。


盤面を 初形に戻してください。 

 

 

図:初手▲89香 △83香合

 

5733A2CC-9512-4ADE-9058-FC9877091066

次に △83香合です。 

 

この香合も 先ほどの歩の中合と同様の手順で

▲82歩から 詰みです。

 

上図から 

3手目▲82歩 △91玉 ▲92歩 △同玉 

▲83香成 以下 詰みます。

 

駒を動かして ご確認ください。


 
次は「桂合」です。



盤面を 初形に戻してください。 

 
 

図:初手▲89香 △83桂合


5EF3D456-C61D-4470-A6D2-1C0C60035340

△83桂合としました。

この桂合も 同様です。

 

*歩合・香合・桂合 は 同様の手順で詰みます。

先ほどの手順を思い出しながら 詰むか

ご確認ください。


次は 
83銀合が作意で正解なので 

先に「金の中合」 を調べます。



盤面を 初形に戻してください。 

 

 

図:初手▲89香 △83金合

 

74888944-8B1B-45D8-BEF3-41B33BECAD06

△83金合としました。

これはどうでしょうか。 

 

 

図:初手▲89香 △83金合 82歩 91玉 92歩

 

  同玉 83香成 91玉 92歩



EFC23584-4845-474C-B842-73AF538EB2DA


△83金合 にも 3手目▲同香不成としないで

 

▲82歩と王手します。

 

*「△83金合」 を ▲同香不成だと

やはり
「△92玉と上がられて詰みません

 

 

*初手▲89香に △83金合 ▲82歩を

△同金と取ると

 
▲同香成の一発で 詰みです=5手詰

  

 

上記の手順で 

△83金の中合も 詰みとなりました。

 

次は「飛車合」を調べます。


盤面を 初形に戻してください。
 

 

図:初手▲89香 △93飛合


 

569D22F3-A5CB-46CE-B9B7-588A306F4200

飛車の中合です。

 

これも 金の中合と同様ですね。
 

 

この飛車を直ぐに ▲83同香不成としないで

 

3手目 ▲82歩 とします。

 

以下は 金の中合と同じ理屈で詰みです。


以下の手順です。並べてください。

 
 

初手▲89香 △83飛合 82歩 91玉 92歩 

 

同玉 83香成 91玉 92飛 

まで 9手詰

 

同じ理屈 に気がつかれた方も

そろそろ いるかも知れませんね。


次は「角の合駒」を調べます。

 
盤面を 初形に戻してください。
 

 

図:初手▲89香 △83角合


BB24CEC0-6ADB-4C02-B9E1-795DD5E7944F

 

△83角合としました。

 

この合駒は 前述の

歩・香・桂・金・飛の合駒とは違います。


 

*角は 斜めうしろにも 利きがあるからです


 

研究していきましょう。

 

 

図:初手▲89香 △83角合 82歩 91玉 92歩


A058ADBA-B843-41FA-B2CC-65A2A3E7386A

この角合にも ▲82歩から迫っていきます。

 

5手目▲92歩までは

前述の合駒の時と 同じ思考で進めていきます。

 

 

 

図:5手目▲92歩 △同角



38C7ED69-BCA9-4B9E-9F74-20FE4A88FC7C

上図を見てください。

 

角は 斜め後ろに利きがあるので

 

▲92歩の王手に △同角と出来るのです!


 

*これまでの合駒と 一味違う点です。


続けます。


 

図:初手89香 83角合 82歩 91玉 

 

  ▲92歩 △同角 ▲81歩成

 

 

544F8437-89BF-4AA6-90A8-A874A7BF76CB

 

5手目▲92歩に △同角として

ここで手がなければ 詰みませんが


軽く ▲81歩成と成り捨てるのが 

ここでも好手です。


 

この【歩の捨て】は 

香が 89から利いているので

 

△同玉とは取れません

 

 

 

図:7手目▲81歩成 △同角 ▲82香成(ないし82金)


 

3B2AD0FA-7123-4037-8B51-7057D5CA733C

7手目▲81歩成も 

斜め後ろに利きがある 角の特性で

 

△同角と取れるのですが

 

最終手の ▲82香成(ないし82金)が

 

決め手で 詰みになりました。

 

最終の 82の地点には 角は利きがないので

 

ここで詰みになります。




ここまで 一つずつ 合駒を調べた結果を見てみると

 

斜め後ろに利きがあって (▲92歩、▲81歩成への対応が可能)

なおかつ 前にも利きがある
(82への王手に対応可能)

 

 
この2つを満たす合駒なら 玉方は

一番 粘れそうです。

 

「銀」の合駒なら この2つを満たしていますね。



83への中合は「銀」が良さそうです。
 

 

というわけで

「銀の中合」が 正解手で作意手です。

 

以下で研究してみましょう。


 

*作意手・作意手順とは:

 

創作した作者の意図した手・手順のことをいいます。

 

盤面を 初形に戻してください。

 
 

図:初手▲89香 △83銀合(作意手)

 

 

ADA984BE-8A29-4A60-AC8B-6E27DE517610

 

ここまで 全部の合駒を研究してきましたが

 

この「銀の中合」が 最後です。


観ていきましょう。
 

 

図:初手▲89香 △83銀合 82歩 91玉 

 

92歩 同銀 81歩成 同銀

 

48A1AEFD-B778-4C7A-9173-234FD6F477D2

 

8手目△81同銀までは 

角の合駒と 同様に迫ります。

 

 

上図を観ると このあと9手目で

 

▲82香成(ないし82金)と出来ません。

 

銀は前にも利きがあるからです。


 
ここが 銀と 角の合駒との違いです。 


 

▲82香成には △同銀で 

駒を取られて 詰みません。

 


 

図:9手目 ▲81香成

 

48BB4A8B-5C64-4438-A2F5-C3928F6F8175

 

作意の手は 9手目▲92歩でしたが 

▲81同香成は 詰むのでしょうか?

 

 

 観ておきましょう。

 

 

図:9手目▲81同香成 △同玉 ▲82銀 

 △92玉 ▲93歩(打ち歩詰禁)

 

    (失敗図)

 

14F689DD-B622-4BE0-8473-48C3D7B3AC20

9手目▲81同香成として 

銀を
入手したのですが

 

その後 取った銀で 

▲82銀としても 

△92玉で ギリギリ詰みません。

 

最終手▲93歩とするしかありませんが

これは

打ち歩詰禁の反則だからですね。



*大道詰将棋も

【打ち歩詰】は 通常の詰将棋・指将棋と同様

 

禁じ手です。

 

 

盤面を 初形に戻して

8手目△81同銀まで進めてください。

 

 

図:7手目▲81歩成 △同銀 ▲92歩(作意手)


 

925565F4-77EC-4430-AF7C-68CD1ED0ACB0

8手目 △81同銀まで戻りましょう。

駒台の 歩の数を確認してください。

 

攻め方には あと「2歩=2枚」駒台にありますね。

 

そのうちの1枚を使い

9手目▲92歩と 

玉の頭を叩きます。

 

 

 

図:9手目▲92歩 △同銀 ▲82香成(ないし82金)


 

D5786C76-C80F-436B-8875-C28E6B226FBE

上図


この92の歩は △同銀としてしまうと 

82へ香が成るか 金
で王手するかで

 

早く詰んでしまいます。

 

*銀は 横に利きがありません

 


盤面を 9手目▲92歩まで戻してください。


 

図:9手目▲92歩 △同玉 

 ▲83香成 △91玉 ▲92歩


 

D58D33B0-E9BB-4349-B57E-D93ABF558507

 

ここまで初手から △83銀合以下 

 

作意手順通りに 観ています。

 

10手目△92同玉には ▲83香成 と

 

83に香をます

玉は △91に逃げるしかありません。

 
そこで攻め方は「最後の持ち歩」を使い

13手目「▲92歩」と王手します。 

 
 

:13手目▲92歩 △同銀 ▲82金(ないし82成香)


           【詰上がり図】

 

BDBE5224-EB8D-401A-9AF2-CA9B9A6FA2B8
 

きれいに詰みました。


 

11手目▲83香成 △91玉に 

もう一度 ▲92歩として △
同銀の1手に

 

15手目 最終手▲82金(ないし82成香)



で詰みになります。

 

 

簡素な図式から 

総手数15手の詰みでした。

 

とても勉強になります。



詰みに至るには


 

持ち駒の 歩が 4枚必要です。


 

 
 

参考:余詰手順


再掲図:初形

ddg7-1

初形から 10手目△92同玉まで進めて下さい。


初手▲89香 △83銀 ▲82歩 △91玉 ▲92歩 

△同銀 ▲
81歩成 △同銀 ▲92歩 △同玉

 

 

図:10手目△92同玉


 

A4660064-DD77-40D1-8C09-4B1F9F58519F

▲92歩を △同玉とした図です。



 
この図から 余詰があります。

 

 

大道棋なので 詰めば良いのですが 

 

もう1つの手順も記載しておきます。

 

こちらも併せて 憶えてください。

 


以下で余詰の手順を観ていきます。

 

 

図:11手目▲83金


 

53EDB681-993A-47CF-8E8C-6639F00B0456

 

作意手順で冒頭に示した手は 

ここで ▲83香成でしたが


上図


▲83金からでも 詰みがあります。



 

図:11手目▲83金 △91玉 ▲92歩



36D7C72A-F75E-4E6A-8B12-35E719B54F2D


▲83香成の時と同じく

▲83金 △91玉と 迫ります。


最後の持ち歩を▲92歩と使うところも同じです。

 
 

図:13手目▲92歩 △同銀 ▲82金

 

9ECC59F8-0F72-47FB-AE3C-19165A7D07C4

 

上図で 詰みになります。

 

作意手順と同じく 15手です。

 


*自分が子供の頃に習ったときは 

この「▲83金」 からの余詰までには

 

考えが及びませんでした。


 

今 記事として書いてみると

改めて気が付くこともあるのですね。

 


*至らない点があれば ご指摘ください。

 

訂正・修正して 

記事を更新致したいと思います。


 

 

図:反転図 

 

B60EC56D-3A5F-490F-843B-CA0D72AFA1D0

 

いつものように

反転図からの詰みを練習しましょう。

 

 

手前の玉を自玉として

詰みがあることを確認する

 

練習です。

 

この

自玉への脅威 また

詰みのあるなしを身に着けることが

 

実戦の終盤でも大切になってきます。

 

お手持ちの問題集などでも

詰将棋を解いたら 反転図からも

(書籍なら本を 逆さまにすれば良い)

 

ぜひ 勉強してみてください。

  

では 以下の手順を観て 並べましょう。



 

詰め手順

 

香 83銀合 82歩 91玉 92歩 同銀

 

81歩成 同銀 92歩 同玉 83成 91玉

 

92歩 同銀 82金 まで 15手詰



 

 

図:反転図 詰上がり図

 

23944DF2-6FAA-499E-80F7-8339A8492B8D

 

大道詰将棋では 

反転図は 誰かに出題したとき

 

受ける側としても楽しめると思います。

 

実際にこの側から観て練習しないと

 

攻め方・受け方のやり取りに

困窮する場合もあるので

 

是非 反転図も練習しておきましょう。

 

実戦での 合駒・中合も

視野に入れた勉強になりますね。

 


 

 

今日の勉強はここまでです。


 

香歩問題の最も簡素な図でした

 

 

△83銀合など 合駒の符号表記は

△83銀 と 駒の種類のみで可です。


 

*「 合 」と記載なしで 正解となります。


 

今回の解説では

「合」と記載して わかりやすさを優先しました。

 

ご容赦ください。

 

*符号も勉強・復習をお願いします。
 

 

【まとめ】


 

初手:香は▲84香以下 以遠打です。



(今回は ▲89香と当記事では
  
記載させていただきました)


 

銀の【中合】が 玉方最善の受けです。


 

持ち駒に 歩が4枚必要です。



3枚では詰みません。



 

また一緒に勉強しましょう。

 

局面作成

 

http://home.att.ne.jp/lemon/ogi/SituationFigure.html 様より

 

 

ありがとうございます。