将棋の勉強・羅針盤 

 


今回から 

 

将棋を指すときに何か 役立ちそうなことを

 


自分
の復習や興味も兼ねて

 

気ままにですが 書いていきたいと思います。

  



・詰将棋並べ

 

・符号のおはなし  (各カテゴリリンクです)

 
 

も 並行して 今後も

書いていきたいと思います。

 


お陰様で

符号はもう  ほとんど書き終えましたので

 

ご興味のある方は

是非 復習も兼ねてご覧ください。





今回の将棋の勉強・羅針盤 ①

 

 

テーマ

 

数の攻め:足し算

 

です。

 

数の攻めについては
 

過去記事


詰将棋並べ33 待宵第21番


出てきました。


ここでは さらに整理して

書いていきたいと思います。

 

 

 


今回のテーマは

 

 

数の攻め・足し算ですが

 

ここでは 簡略に考えるため

 

必ず  駒を【取って 取られて】の

精算 をすることとします。

 

【清算:ある地点に駒を打って


その地点で 同金 同金 同玉

 

などの駒のやりとりをして


駒を全部 交換  取り合う 取ってしまうことを


精算したと ここでは言うことにします】

(待宵第34番記事中より引用)

 

 

*簡略に学習して整理します。

 



駒を取らない という選択肢は

ここでは一旦横に置いて

 

取ることから  考えましょう。

 

整理なのであまり難しく考えないことです。



ゆっくりやりましょう。

 

 


では 観ていきまます。

 







注:ここでは  記載してありますが

通常の問題や 詰将棋などでは

何も書いていない時

特に 但し書きがない限りは

手番(ここでは 指す権利のこと)は

先手  (詰将棋では攻め方)にあります。


先手から 指す  と考えて  以下 読み進めてください。



 

1 【手番は先手です】

 


FA6E01EC-3DA3-4268-82D5-0EC0E262FE99



 




自玉と 相手玉が

1対1で 向き合っています。

 


それぞれ 同じ数ずつ

盤上に配置されていますね。



では 52の地点で 清算します。

 

*52の地点での 駒の【利き】は 



どうなっていますか。
 

 

52の地点での

駒  同士の力関係【利き】は

 


先手玉(自玉):

 

後手玉(相手玉):

 


です。

 



 

 

52玉


34921A10-8E7F-4832-A94C-6306E661B6EE

 


先手玉が 52の地点へと 進みました。

(実戦では ありえない図ですが


ここでは 例として こうしています。)
 
 
お互いの駒が ぶつかりました。
 


ある地点上での

お互いの 駒の 【利きの
勢力】が 

同じ場合には

 


先に 駒をすすめた方が

 


相手側に 駒を取られます。

 


上図では 後手の駒が残ります。

 

 

▲52玉 同玉



0EED52F4-4181-4979-8A37-ABC8B063799B


ある地点上で 互いの駒が


同じ勢力で 同じ利きの枚数なら

 


先に指した方は駒が残らない


=取られて 盤上に残らない

 


後から指した方の駒が残る

 


そうです
 

利きの枚数が同じなら
 

自ら先に動くと

 

自駒を取られてしまって

 

盤上に残るのは

相手の 駒 です。

 


*基本の確認です。

 

 


 

 

2【手番は先手です】


39EA237E-56B4-40B1-95CC-7AE1F1A0B2BA



次は

金が向かい合っていますね。

 

52の地点で清算します。
 


52金 同金・・

 

など頭の中で 駒を動かす必要はありません。

 

 

52の地点への

駒の利きの

 

「数」を勘定しましょう。

 

 

先手:2枚

 

後手:1枚

 

です。

 

 

:▲52金左

 


08A4B55A-BFED-4D63-BE77-B4467B9DA296



図1とは違って

 

先手から 先に動いても

 

52の地点の利きは 先手に1枚多いので

 

1枚残ります。

 


上図は 52金左 の図です。

 


最後まで 清算してみます。

 

 


▲52金左 △同金 ▲同金



8C305064-85A5-4BA3-8592-68BCF2309CDE



清算の後は

上図となります。

 

先手が先に 52へ動いて 

 

精算しに行っても

 

盤上に 1枚残ります。

 


お手元の盤駒で やってみましょう。

 


基本の繰り返しは大事です。


*図2では 先手 52金直 からでも

上図と同じになりますね。

数の問題です。 

 

 

 

図:3 【手番は先手です】

 
DF8E8F2F-F252-4FFE-81F7-F1D46033C1A6

 



 

次です。

 


さあ いかがですか?



段々 利きの枚数が 増えてきました。

 

52の地点で 清算します。

 


*頭の中で 52の地点で難しく考えていませんか?

 



ここも ごくごく 
単純に考えましょう。

 


52の地点で  
全部を精算するとして 

 


互いの駒の 【
利き】は

 


先手:3枚

 

後手:3枚

 


前述のように

 

同じ利きの枚数なので

 

先に

52の地点へと動いていったほうが

最後には 全部 取られてしまいます。

 


盤上に残るのは 後から指した方の駒です。

 

 
観ていきます。 

 

 

52金直   △同金直  ▲同銀   △同銀   同金   △同金



688AF08F-65B7-44B1-BDC0-E93D15EE8FE9



先手から動いて

 

 

52の地点で 全部 精算しました。

 

上図のごとく

 

後から指した方に 1枚残ります。

 


52への利きの枚数が 同じだった
からです。

 

 

注)金の動きの 符号は大丈夫ですか?

 

正確に記載できそうでしょうか。

 

不明な点があれば

 

符号カテゴリ へ戻ってご確認をお願いします。

 

 

 

図:4 【手番は先手です】



F0FAE340-E26B-493C-92E5-7ECB2D4F5FD5



52の地点で 清算します。


上図は いかがですか?

 

この図のポイントは 互いの駒台の 銀 です。

 

52の地点への 盤上での利きは 

 

先手:2枚

 

後手:2枚

 

ですが 

 

駒台の駒を 52の地点へ

打つことができますね。 


この場合は


打てる手番のある方に 駒が残ります。



 

*ある地点での 互いの利きの数が同数なら

駒台の駒を盤上へ打てるときは

 

手番がある方に 駒が残る

 

 

(駒台の銀・先手番)

 

▲52銀 △同金直(又は左) ▲同金直(又は左) 

→△同金
 ▲同金

 

 

となり 盤上に残るのは

 

先手の 駒です。

 


駒台の駒の足し算は手番が重要です。

 




:5 【手番は先手です】


E6117126-E2FA-4E3F-B357-288208BE8B7B


 次の図です。


52の地点で 清算します。


段々 駒が増えてきました。

 

飛車の横利きもありますね。

 

ですが

これも 同じ理屈です。

 


52の地点に 利きは

 

先手:4枚

 

 

後手:4枚

 

 

52の地点で精算すると

 

駒台の駒も足すのですが

 

手番がある方に 駒が残ります。

 


先手番なら 

▲52銀から精算して残るのは

 

先手の駒が 1枚です。

 

 

逆に 後手番なら △52銀から精算して

 

後手の駒が 1枚残ります。

 

 

盤駒で 実際に動かして

ご確認をお願いします。

 


*その地点での【利き】を数えましょう。
 


簡単ですよね(^^)

 

頭の中で全部を52で取って取られてと

 

考えなくてすみます。

 


 

 

:6 【手番は先手です】



0A3F9728-9C63-43DA-8217-77D33793123C




図6では

実戦配置のように 図を示します。

 


学習してみましょう。

 


今度は 13の地点で清算します。

 


先手の 手番として

端からの攻めで 

13の地点で 全部精算すると

 

突破できていますか?

 


駒が増えても その地点での

利きの 枚数を勘定すればよいのです。

 


先手:2枚(歩に加えて 香が下段に
いるので足せますね

 

後手:2枚(香・桂)

 

したがって 

先に先手が  
13歩成と攻め込むと

 

最後には 後手の駒が残ります。

 


利きの枚数が 同じだからです。

 

(前述)

 

 
先手からの目で見ると

これは 攻めとしては失敗です。
 

 

:7【手番は先手です】



EE39CF8D-25FC-493D-8140-D5B60D71D108



次の図です。

 


前の図6で 1枚 攻めが足りない先手が

 

今度は25に

桂馬を足して 攻めていきます。


(足し算の攻め)

 



*この桂馬は 13に 【利いて】いることが わかりますか?

 

利きの確認てす。 



13の地点での利きは

 

今度は

 

先手:3枚

 

後手:2枚

 

です。


図7から すすめてみます。
 

 

▲13歩成



A8D82D12-E778-4061-8F4F-E0C85B8AD195



 

なので 

先手が先に13の地点へ動くと

 

一枚残って

 

端(1筋)を 突破できています。

 


▲13歩成以下 清算を続けます。

 

 

 

 

13歩成 △同香 ▲同桂成 △同桂 ▲同香成



EC54F2BD-09C0-4AEB-A399-8FE2592CC0A5


 

手順は ともかくとして 


全部精算して ▲13香成までで 


先手の駒が 1枚残りました。

 

端は単純に計算すると 

 

1枚多いと 突破できるのです。

 


*25に桂馬を足した足し算の攻めです。

 




:8 【手番は先手です】


8AB1BDE1-54B0-4BC9-8C47-E9ABF2CEA7465AD0AC8F-457B-4BDF-9521-5AD4725A902B




では この図8はどうでしょうか?

  

 

1筋から行くか 3筋から行くかです。

 



【1筋 13の地点の利き】

 

先手:3枚 (歩・桂・香)

 

後手:3枚 (桂・香・金)

 

 

【3筋 33の地点の利き】

 

先手:4枚 (歩・桂・と金・銀)

 

後手:3枚 (桂・香・金

 

 

よって 先手は 

13の地点から行くと

 

後手の駒が残ります。 

 

=数の攻めは決まらない

 

*利きが 双方3枚で同じだからです。

 

 

33の地点は 

 

 

なので 先手が先に動いても

 

駒が 先手に 1枚残ります。

 

=数の攻めが決まる

 

確認です。
 

 
まずは 13の地点で 清算してみます。 

 

 

▲13歩成

 

 

4B104F71-9B2E-425E-988F-8FD54F4B0289

 

 

 

 

 

▲13歩成 △同香 

 

→ ▲同桂成 △同桂 ▲同香成 △同金

 


F0D89C84-9EC8-45F6-B402-BBCF667405C0


 

13の地点からは 

 

先手・後手 利きが同じ3枚でしたから

 


先手が先に動いて精算

→後手の駒が 残りました。



*数の攻めが 決まりませんでした。

 


次は 33の地点で清算します。

 

 

▲33歩成

 


BC96EF51-95A3-4AD9-AA92-9CD6DDB3A11C



 

33の地点は

先手の駒の利きが 
1枚多いので

 

「全部精算する」となれば

 

先手が 突破できます。

 


先に 利きの勘定をしてあれば

直ぐにわかることなので

 

単純に考えるように まずはしましょう。

 

▲33歩成から すすめます。
 
上図の 利きがある駒を 見ながら

盤駒で 清算してみてください。
 

 

33同銀成まで 

 


rsn1-20

 

 

全部 取って取られてをして精算

 

最後に ▲33同銀成として

 


先手の駒が 33の地点に

1枚残りました。

 


1枚 です。

 




 






 

今日の勉強はここまでです。

 


【まとめ】

 


1:利きの
数が 同じ枚数だと 

ある地点へ
 先に指した方は 
駒が盤上に 残らない。

 


→後から指す方に駒が残る。

 

 


2:相手より 利きの枚数が多いと

ある地点へ先に指しても 駒が残る。

 


3:駒台に駒があって その地点に打てる場合は

 


手番がある方へ 1枚数を 足す。

 


→手番側が1枚増えるので 駒が手番側に 残る。

 

 





繰り返し 繰り返し やって習得しましょう。

 

 

以上です。

 

 

 

また一緒に勉強しましょう。

 

局面作成

 

 

http://home.att.ne.jp/lemon/ogi/SituationFigure.html 

 

様より 


ありがとうございます。