今日の「詰将棋並べ」勉強の準備良いですか。

 

 

【詰将棋並べとは?】記事はこちら

 


ぴよ将棋さん】の盤駒使用方法・使用例記事はこちらです

 


ご自宅で盤駒あれば ぜひ

駒をお手に取って 並べてみてください。

 

 

 

 

江戸時代の名作から勉強していきます。

 

渡瀬荘次郎著 「待宵(まつよい)」から。

 

「江戸慶応」の時代の詰将棋です。

 

他の待宵からも 何題か取り上げています。

 

ご興味のある方は 

 

 

「待宵カテゴリ」から観てみてください。

 



今日は

 

「待宵 第番」 からです。

 








図:初形 



my22-1





詰め手順


43金 22玉 42龍 13玉 22龍  同玉 



24香 31玉 32歩 41玉 85角


51玉 52角成




まで  13手詰 



 

 

 

図:詰め上がり図


F88F68BC-0091-4D08-B2E3-2E46E3EDEC33

 

初形から いつものように 繰り返して並べて


しっかり憶えてください。


詰め上がりまで行ったら 初形まで戻して


また詰めてみる。



この繰り返し 反復は 



しっかり手筋などを

記憶に
定着させる



とても 良い 練習と 自分は思います。







【学習と研究】





詰め手順以外で 初手 23金なら?



図:23金


05C7740F-171C-43EC-8630-C2540FAB5A45



 

図:31玉



B05BA76B-9387-4DED-8703-D83273E04EF6



この 23金に対し 玉の逃げ場所は


31玉しかありません。

 

31玉としたら? 




図:32歩  打ち歩詰め禁


F03CE426-9B02-4786-9C01-F9E8AD87DFC3



初手23金は 31玉で

その後 32歩 【打ち歩詰め禁】の


反則です (上図)。



よって 初手 23金は 



31玉 で 詰まないことがわかりました。

 

 



図:33歩


75F64AAE-4E2F-42D8-BBCA-E9FB13971C26



では 初手 33歩は どうでしょう。


 



図:初手33歩  31玉


744CB225-18AC-474B-92B0-320B708289BC


初手33歩 とした時も



31玉 で 詰みません。




上図からは 有効な 王手が続きません。




*注意点


玉方 が 33歩を同桂と変化してしまうと



 

図:33歩に  同桂 


* 同桂 は 詰みがあります。




my22-






以下 43金 22玉 42龍 13玉  33 龍 


14玉  23龍 15玉 17香 16合(図では 歩)


27桂  まで 詰んでしまいます。


盤駒で確認お願いします。



図: 初手 33歩に 同桂 の変化 詰み上がり図


my22-8






したがって 

初手 33歩 には 31玉が最善の逃げ方です。


33歩には

玉方は 詰まない最善の手を選ぶ必要があるので



詰む方へ進めてはいけません。



 


*細かいところですが


33歩 同桂 の変化は 詰む。 


その手順も憶えておきましょう。





【正解の初手 43金 について】



my22-




龍と 玉が

 縦か 横に  

一マスを空けて並んでいる形を

一間龍(いっけんりゅう) といいます。

龍を一筋 または一段挟んで 玉 の形 ですね。



この初手43金は

一間龍の真ん中の駒の上から 王手をする 

有名な手順です。 



この「43金」の王手ですが

見た感じで

玉を 1〜2筋方面


端へと 逃がしそうだなと


なんとなく 不安がありますか?



この

不安感や 詰まない方へ 逃がしそうかな?



と思う違和感を


「不利感」 と呼ぶ事にします。



専門用語的 ですので スルーで構いません。


 
 



図:初手 43金 に 31玉 



591A5707-F692-4006-B17A-083873066F00


 

図:3手目 42龍まで



0AB7BF22-AD21-4894-8F90-72A1F4B9AB51


 初手 43金 に 31玉 は 


43金 と 龍の連携で  

42龍の 1手で詰みです(上図)。

 


 

 

 

 

図:初手 43金 22玉


BA13D434-9094-401E-9682-13D02A35BBE0


よって 初手43金には

22玉と ここへ逃げるしかありません。


67の 角の利きがあって 玉は 23へは 行けません。


22玉には 42龍とします。


 

図:22玉 42龍 13玉 22龍に 14玉は?


ECBC1F64-2D19-49A7-9751-0A57F328F84B

 
詰手順では  22龍 には 同玉が最善なのですが


龍を取らずに 14玉と


端へ逃げる 変化も観ておきましょう。



* 詰将棋では 精査された作品では


正解手順以外の玉方の変化は全て


早く詰む  ないし駒余りで 詰みます。




 

図:5手目 22龍 14玉 16 香 15合 23龍



4618081E-F023-4FE2-8BDC-0D4D2F44EFD4


正解手順より早く 詰みですね。


歩が余ります。


総手数 9手です。


 

図:22龍 を 同玉 24香


1B400498-912B-4095-86F2-44472A8F7393



こんどは 22龍に 同玉  

24香 と 打ちました。


この24香 ですが  


* 25 でも 26 でも 27でも 


に離してっても同じ詰み の手になります。


この 非限定打 




  以・遠・打




以遠打(いえんだ) 


といいます。


そう呼ぶことにします。


用語ですので気にせず スルーでも良いです。





上図で  24香 に 13玉は


角が23の地点へ 良く利いていて 


23角成で詰みです。



 

 

図:24香 31玉 32 歩 41玉 85角!



336DD44F-40E8-450F-862F-0A393552C0AB


今度は 32歩が 打ち歩詰め禁 に

なっていません。


22龍と捨てたため


打ち歩詰めが回避されています。





さらに41玉 に  なんと 2筋方面へ利いていた


角を こちら  8筋へ転回 して 詰みです。


見事な手順でした。




上図から 51玉に  52角成  でも52金でも詰みです。


最終手 のみ 余詰め が許されています。


以前からの  学習事項ですね。





 

図: 反転図


37B32BCB-C583-413B-A052-CF29FFEBB8D3

いつもの様に 反転図を  詰ませてください。


手前を 自玉とします。


自玉の詰めを 読む ということです。


反転図の詰みを読む練習は大事です。


手順は 1番始めの初形 詰め手順と同じです。


43金 22玉 42龍 13玉 22龍 同玉


24香 31玉 32歩 41玉 85角 


51玉 52角成 まで13手詰



この反転図を詰ます 


しっかり慣れるまで やっていきましょう。




*自玉に詰みがあることを 確認してください




では いつものように詰みがあるので


この 詰めろを外しましょう。





 

図:33銀


3CD9A83C-538E-4EC4-8F85-3DC3DFFDF079


上図は 「33銀」 と受けたところです。



43金 22玉の際 

42龍に 同銀を用意した手
です。



龍で この42の香を取れないので


詰めろが外れました。



つまり 33銀 と 42香 に連携が出来ました。


香 に紐をつけたといいます。

 



図:33角



21AF5C23-F63A-4BDC-9463-1101902764A0



上図 は 33角と

33銀同様に


42の香を取られないように


角で香に 紐を付けた図です。



これで詰みません。



23金には 31玉で  




打ち歩禁の 図  に 誘導して詰みません。



 

図:23歩


3C2CB980-DC2D-4C55-B83D-1438D87711BA



上図は「23歩」と受けた 図です


23金には 31玉 で 打ち歩となって詰みません。




*43金 22玉 42龍に 13玉と逃げたとき




 

図:23歩 43金 22玉 42龍 13玉




E1B82498-EFE1-4C8C-B830-18AF50A48FB1





上図から


22龍には「同玉」で 23歩が居るため 


24香と打てなくなっています。


=24香が王手ではありません。




上図から  15香にも 「24玉」で

上が広く 詰みません。




23歩としただけで (少しですが)  

陣形がしっかりして


上 が急に開けて 詰みがなくなりました。



*23角成も同玉 で  詰みません。




盤駒で並べて ご確認をお願い致します。


 

 

 

図:33飛



61AD8BA4-27BC-46C5-BD94-9D612D0086F6



上図は 33飛とした局面です。



この飛でも詰みません。



33飛  に  同金も 同玉で 



上から飛車を打っても



= 34飛 にも 23玉で逃れています。




1筋から2筋が  広く詰みません。










今日の勉強はここまでです。


待宵22番  は 


* 攻め方の角のラインが良く利いていて


23の地点まで利いていました。


*その角を最後に85へ転回して 見事な詰めでした。



初形の角の配置の意味ですね。




詰めろを外す手は 3つ 示してみました。


33銀 33角と 23歩  33飛 を今回示しました。


他にも外す手がいろいろあります


強い人は全部 読んで調べてみてください。

 

 

用語関連の過去記事

非限定打 ・変化同手数駒余らず→待宵第24番


 

また一緒に勉強しましょう。

 

局面作成

 

http://home.att.ne.jp/lemon/ogi/SituationFigure.html 様


https://shogipic.jp/ 様


より 

 

 

ありがとうございます。