取り急ぎ。
インフルエンザの情報について発信された
昨日の ニュースをすでに
ご覧になった方がおられるかもしれません。
ゾフルーザ(=商品名)の
耐性株についてのものです。
ゾフルーザを飲んだ患者から
耐性株が検出されたのではなく
ゾフルーザを飲んでいない人から
耐性株が検出されました。
*耐性株とは
ざっくり言うと
そのお薬が効かない
効きにくい ウイルスになったものです。
と、言う事は?
*ある人がインフルエンザに罹患
→受診してゾフルーザが投与された(①とします)
→①の人の身体に ゾフルーザ耐性株が体内でできる
→他の人に ①の人が
ゾフルーザ耐性株のインフルエンザを移した(②とします)
→ ②の人が受診し、
ゾフルーザを飲んでいないのに
ゾフルーザ耐性株が検出される
普通に簡略に考えれば
こういうことですよね。
「自分がもし」 来季
インフルエンザに罹患したら
希望が言える先生のところに受診して
ゾフルーザ以外のお薬を処方してもらいます。
自分は昨年 病気しましたし
ゾフルーザ耐性株のインフルエンザに
罹患したら嫌です。
インフルエンザワクチンも
ちゃんと接種しましたので
今シーズンは大丈夫かな?
まだ 注意しています。
今後もし 罹ったら
ゾフルーザ以外のお薬を
自分なら 希望します。
国立感染症研究所より:
2018/2019シーズン 抗インフルエンザ薬耐性株検出情報
表の見方
バロキサビル=ゾフルーザ:商品名
*でみると 薬剤を投与されていない患者
69例中 3例 = 4.3%
に 耐性株のインフルエンザ 検出
以下:
一般名: オセルタミビル= タミフル(商品名)
一般名:ペラミビル= ラピアクタ(商品名)
一般名:ザナミビル = リレンザ(商品名)
一般名:ラニナミビル= イナビル(商品名)
一般名:アマンタジン=シンメトレル(商品名)
国立感染症研究所 2019年 3月12日
国立感染症研究所インフルエンザウイルス研究センター第一室
全国地方衛生研究所
国立感染症研究所 抗インフルエンザ薬耐性株サーベイランス