今日「詰将棋並べ」学習していきましょう。

 

準備は良いですか?

 

【詰将棋並べ】記事はこちら

 

【ぴよ将棋さん】の盤駒使用方法・使用例記事はこちら

 



ゆっくり 焦らず

実際に駒を手に取って

盤上で 並べてみてくださいね。

 

 

では

本日も続いて学習して
いきます。

 

 

 

渡瀬荘次郎著 「待宵(まつよい)」から。

以前から紹介している作家です。

 

「江戸慶応」の時代の詰将棋です。

 

「待宵 第6番」 

 



今日は少し
 手順手数が長くなります。

 

「17手詰 」 です 



長いほうが並べ 甲斐がある と


思ってくださると嬉しいです。

ゆっくり 並べてください。

わからなくなったら、焦らず

駒を戻してみましょう。

 
 

 

図:初形


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詰め手順

 

44角 同歩 21飛成 同玉 32銀 22玉 12角成

 

32玉 23歩成 41玉 32銀 42玉 43銀成 同玉

 

21馬 42玉 32馬


まで 17手詰

 

 

:詰上がり図


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いつものように 何度も繰り返して

 

憶えるまで並べてみてください。

 

少し  時間を置いても 

詰むようしっかり憶えましょう。

 

*初形を 作図できるようになることも重要です。

 

いつでも憶えていて 

頭の中で 作図できるようになると
良いですね。

 


プロの先生で詰将棋を

色紙に さらさらと揮毫される先生もおられますね。

 

=当たり前ですが

完全に記憶しているということです(^^)

 





【学習・研究】



攻め方の手・受け方(玉方)の手

両方を細かくみていきます。

 
 

 

 

:初手 44角


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実戦の部分図で この初手が浮かべば

これまでの 練習の
効果がでてきたと思います。


すごい手ですね。

 

『玉の逃走防止』 頻出の手筋です。

逃げ道の封鎖が目的の

角捨てです。

 

角を捨てるので 詰まない場合は

実戦なら  逆転もあるかもしれません。

  

しっかり! 詰み上がりまで憶えて

習得しましょう。

 

 

:44角 同歩 21飛成



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44角に続いて 21飛成と 飛車も捨てていきます


大駒2枚を 連続で 捨てて

詰み形へ導きます。

 

 




 

参考図:21飛成 33玉

 

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21飛成 を 取らずに 24の地点や43から逃げようと

 

33玉と上がりました

 

この手には?

 

参考図:32角成


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32角成 と 王手すると 24まで龍の利きが通って

 

早詰みです。

玉は 24へも 43へも逃げられません。


*また うっかり 32龍  としてしまうと  

24玉と 歩を取られて

脱出されてしまい  

詰みませんね。


ここは 丁寧に いきましょう 注意です。

 




 

 

:21飛成 同玉

 

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よって 21飛成には 同玉です

 

上図:「玉は下段に落とせ」の格言通りですね。

 

 

21飛成 同玉 32銀 22玉 

12角成

 

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12角成と

23の角も捨ててしまいます。

 


連続で捨てた 代償は 詰みです。

 

詰ませて勝ちです。

 



 

 

参考図:12角成 同玉 23歩成

 
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12角成 を 同玉なら 

23歩成 として 早詰みです。

 

23に居た 角が邪魔だったのですね。

 


23にいた 角を12へ成り捨てて 23歩成でした

 

「邪魔駒」と言います。

 

 


参考図
:12角成 32玉 23馬
 


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12角成を 同玉とできないので

 

32玉 と 銀を取りました。

 

23馬 と 迫ります。

 


【23馬の 図
 の研究】

 

23馬でも詰みますか?

やってみましょう。

 

参考図23馬 42玉

 


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21飛成 同玉 32銀 22玉 12角成 32玉

 

23馬 42玉 

この 
42玉の変化には?

 

【下記の2点は重要な 事  •  用語ですが 読み流しでも結構です】


【余詰め】と 【変化】について。


*「
攻め方」が 23馬と手を変えたので

これで詰むなら

 
この詰将棋には 「余詰」があると言います。

 

*「玉方」が 逃げ方を変えた場合 

      これを「変化」といいます。



攻め方が手を変えて別の手順でも 詰む=余詰め


★玉方が 手を変える= 変化

 


 

参考図:42玉 33銀 43玉 32馬まで

 

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33銀 43玉と逃げますが 

32馬が好手です。

 

54にいる 香まで 

利きが通っていますね。

 

 

 

参考図23馬 31玉

 

 

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次に 23馬に 31玉には?

 

 

参考図:23馬 31玉 22銀 42玉


  33馬 41玉 51香成 まで

 
A4BCF7A5-5307-4304-BE73-8AE253BCBBA9
 

 


23馬 31玉 も 詰みますね。

これは駒余り。
 

 

さて?

 

参考図:23馬 43玉

 
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23馬 に 43玉の変化は?

 

これは 54へ 玉が逃げるのを防ぐ手がありません。

 

43玉で詰まない のですね。

 

 

結論 23馬は 43玉で 54への逃げを防げず

 

詰まない。


★ 「攻め方」が 23馬と

別の手順で 迫りましたが


詰みませんでした。


余詰め は ありませんでした。

 




 

*23歩成の研究

 

 

:12角成 32玉 23歩成

 

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7手目

12へ
角を成って 

32玉に 23歩成が詰む手順です。

 

全部の手順を

細かいですが 丁寧にやっていきましょう。

 

 

参考図:23歩成 43玉

 

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当然 23歩成 にも 43玉と 脱出を目指しますが

 

 

参考図:23歩成 43玉 21馬 

42玉 32馬まで

 


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43玉には 21馬が好手です。

 

この21馬で 54玉と逃げられません

 

玉が引いたところで 32馬 上図で詰みです。

 

並べてご確認ください。

 




 

23歩成 41玉

 

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41玉と逃げました。

 

 

:41玉 32銀 42玉 43銀成!


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41玉に 上記の手順で 43の地点へ玉を誘い出す

 

誘導していきます。

 

43銀成が絶妙です。

 

以下は 43同玉 21馬 42玉 32馬の

 

一番初めに提示した詰め手順となりました。

 

見事な一連の手順です。

 
 

 

* 繰り返して全部の上記手順を  

        振り返ってください。



次々と 大駒を 捨て 詰みへ 導く 手順には


驚かされますが

細かい 変化は とても勉強になります。

 

 

素晴らしい作品です。



「こんなの 実戦では出ない」と

 

お考えの方もおられるかも知れません。


ですが 読む習慣 詰み筋の学習は

終盤で 必須項目です。

 必ず役立ちます。


一緒に勉強しましょう(^^)


詰めは  まず さておき 頭の中で考えずに

記事のとおりに

ゆっくり並べてみてください。


 


:反転図

 

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初形の反転図です。

 

いつもと同じで 手前の玉を自玉と想定して

 

反転図で自玉の詰みの確認をしましょう。

 

詰みましたか?

 

44角 同歩 21飛成 同玉 32銀 22玉 以下

 

詰みですね。

 

自玉に 詰みがあることがわかりました。

 

終盤で 詰めろを外しましょう。 

 

外さないと 詰まされて負けです。

 

 

:13玉

 

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13玉と 端へ逃げ 

次の 24玉から脱出が防げず

 

13玉で 詰めろが外れました。

 

 

:33玉


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33玉  

こちらへ 上がっても 44と24とへの

 

脱出が防げません。

 

詰めろが外れました。

 

33玉でも詰みません。

 

 



 

今日の勉強は終わりです。

 

ありがとうございました。

 

手順を憶えるまで 繰り返してみて下さい。

 

強い人は頭の中で動かして

 

全部の変化を憶えてください。

 

自玉の詰みの 確認も お願いします。

そうして 「詰めろ 」を外す手も

色々あるので 練習しましょう。 

 

 

 

*例:今回は 13玉 と 33玉 でした。

 

    

例を つ示してみました。

 

憶えておいてくださいね。

 

まだまだ 逃れる手があります。 

 

一例です。

 

お強い方はたくさん詰めろを 外す手を探して下さい。

 

また一緒に勉強しましょう。

 

局面作成

 

http://home.att.ne.jp/lemon/ogi/SituationFigure.html 様より