今日の「詰将棋並べ」勉強の準備良いですか?

 

【詰将棋並べ】記事はこちら

 

【ぴよ将棋さん】の盤駒使用方法・使用例記事はこちら

 



ご自宅で盤駒あれば 実際に駒をお手に取って

並べてくださいね。

 

 

 

今日も 江戸時代の名作 から勉強してみましょう。

 

コツコツと勉強して

終盤の力が身に付きますように。

 

渡瀬荘次郎著 「待宵(まつよい)」から。

以前から紹介している作家です。

 

「江戸慶応」の時代の詰将棋です。

 

待宵の27番も 以前 取り上げました

 

少し長い手数   手順を並べたいと思っていらっしゃる方は

 

こちらの記事「27番」御覧ください。

 


 

今日は:

 

「待宵 第番」 からです。

 

図:初形

 


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詰め手順:

 

33金 同桂 13金 同香 12銀 24玉 22龍

 

まで 7手詰

 

 

いつもと同じように盤駒で丁寧に並べてください。

 

繰り返して

憶えるまでお願いします。

 

過去の記事

 

待宵第1番」を復習がてら ご参照ください。

 


図:詰上がり図

 


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【学習・研究】


*守備駒の無力化

 

*手順前後

 

*余詰 と 変化長手数



今日は上の
つも学習しますが 


詰将棋用語はスルーでも


構いません。

 

*「詰将棋並べ」の


主眼は  詰める  詰み手筋を憶える

実戦で 役立てる事です。 






・・・



さて 



初手の 33金 が 素晴らしい手です。

 

33の地点には 桂馬と玉が利いています。

 

実戦で 桂馬の利きに打つのは 抵抗あるかもしれませんが

 

ここは 頻出手筋なので憶えてくださいね。

 

 

図:33金

 

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この後 13金とします。

 

 初手 33金を 取らないで 13玉 も 24玉も

 

22龍で詰みです。

 

よって 33金 には 同桂です

 

図:初手 33金 同桂 に 13金


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上図 3手目  ここ13の地点にも打ちにくいですね。

 

同香の 1手です

 

取らないで 24玉 は 先ほど同様 22龍まで詰みです。

 

 

 

:初手から 33金 同桂 13金 同香 



my5_5




 

この上図をみると 桂馬と香が 守備から戦線離脱して 

 

無力化 したように なっています。



本来 初形で 33の地点や 13の地点を守っていた駒が

 

その 地点を守るどころか 玉の退路 

=逃げ道

を封鎖して

玉にとっては

邪魔な駒に
ってしまいました。

 


初手の 33金 


3手目の 13金


が素晴らしい手だったのですね。

 

守備駒の無力化  


しかも 加えて 玉の逃げ道へ (玉にとっての)邪魔駒化

 

 


続いて の 研究

 

図:初手 13金 は 詰むのでしょうか?

 


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初手33金ではなくて 13金でも同じに詰むのではないか?

 


ちょっとみていきましょう。

 

こっちの手順でも詰みでしょうか?


* この攻め方の別な手順で詰めば余り詰めと言います。

 

:13金 同香

 

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初手 13金 同香 には

 

 

 

図:33金

 

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33金として

 

 

 

図:同桂

 

my5_5

 

13金 同香 33金 同桂

 

 

 

図:12銀

 

 my5_10


 

あれ? 一番初めの 憶えるためお示しした


 詰め手順と 同じ?に

 

この図の あと 24玉 22龍で詰みです。

 

初手 :  うまく対応しないと手順は前後しても

 

33金からでも  

13金からでも詰みなのでしょうか?

 

 

・・そんな事はありません。



初手 13金に戻って 

 

そのあとの応手を

よく観てみましょう。

 


*ラーメン作成でも

 
スープが先か 麺が先か 

それが重要です ٩( 'ω' )و !

 

 

 

図:初手 13金 13同玉

 


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そうです。

13金には 同玉で 上図で 以下

 
王手が続きません。

 

初手は 13金では 同玉で  詰まないのですね。

 

注意:初手 13金に 同桂

33金 24玉 22龍の詰みがあるので

 

13金には 必ず

同玉で 対応 を お願いします。




*攻め方から作意手順と 別の手順で 


     詰む場合 余詰め といいます。


 

図:再掲 初手33金

 


my5_3



 

 

図:13金

 

my5_4

 

これが 正しい順番ですね

 

金の打ち方に 順序があるんですね

 

どちらでも良ければ 

手順の前後で良いということです。

 

33金が先でも13金が先でも

良い順序となってしまいます

 

繰り返しますが 

初手は 33金です。 


丁寧に並べて  しっかり 詰ましましょう。

 

再掲図から

33金 同桂  13金

 

図:13同玉

 
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順番通りにきましたが

 

 

3手目13金に 

同玉と取る手もありますね。


玉の方から  

違う 逃げ方を しました。


*これを  変化と 言います。


この変化も 詰みがあります。

 

初手 33金 同桂 13金 同玉



 図:33龍


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上図 :33龍 を 玉との関係を 一間龍 と言います。


龍と 一マス目を 開けての

玉との位置関係です。


詰め手筋で 重要なものの一つです。

 

 

 

この後

33龍 
12玉 24桂 21玉 32龍 

まで詰みです。

 

初手から 9手で詰みますが

駒が余ります。


これを   「変化長手数」駒余り と 言います。



図:詰み上がり図

 


my5_16




*注意 :攻め方 から 他の手順で 


詰みがあるときは  「余詰め」 と言います。


*今回は 玉方  変化長手数 駒余り  で  2手長い。


しかし これは  余詰め  とはいいません。


玉方からは  「変化」というのは前述です。




 33龍  からは

 

12玉 に 23銀 21玉 22龍でも詰みですね。

 

12玉 23銀 13玉も 22銀成 で詰みです。


12玉 13銀 21玉 22龍 でも詰みです。



この玉方の変化では 


すべて 駒が余ります。



 

途中 33龍に 


23に合駒しても 一間龍 の 手筋で

 

24銀  とすれば 12玉 23龍までで 

駒が余って詰みです。  

 








このように 正しく 順序よく 

金を 33
→13 打っても 

玉の逃げ方次第では 駒が余る詰みも でてきました。

 

 

ここでは  気にしないで全部の変化を憶えましょう。

 

玉方にいろいろな変化があるのですが 

 

問題として出題されたなら 

駒が余らない
手詰の方を

 

書いて提出しましょう。

 

*実戦では詰めば勝ちなので 余っても気にしないでください。

 

上記の変化を全て 憶えてください

 

繰り返し 繰り返し 並べて憶えましょう。




*守備駒の無力化


*余詰め は ありませんでした。


*変化長手数  で  駒余り が  ありました。


*手順前後  は ありませんでした。


上記の 用語は あまり気にせず 詰手筋の習得をお願いします。



詰将棋の細かい 用語 ルールは 読み流す程度で。


 

図:反転図

 


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いつものように 初形を反転した図です

 

この玉を自玉として詰みがあることを読む練習です

 

詰みましたか?

 

33金 同桂 13金 同香 

12銀 24玉 22龍

 

までの 7手です  並べて動かしてください。

 

詰みがありました。

それを 確認できたので 手番なら

 

詰めろを外す練習をしましょう。

 

どうしますか?

 

図:33金

 

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33金と しました

 

これで 自玉 (手前の玉)

は詰みません。

 

「敵の打ちたいところへ打て」

 

という格言通りです。 

しっかり金を打って詰まなくなりました。


 



 

今日の勉強は終わりです。

 

ありがとうございました。

 

手順を憶えるまで 繰り返してみて下さい。

 

金を打つ 順番 手順の前後に注意しましょう。

 

敵の守備駒を 

金を2枚捨てて
無力化し

詰みの形に持っていきました。

 

強い人は頭の中で動かして全部の変化を憶えてください。


玉方の変化で  

変化長手数 駒余りの手順も


憶えてください。

 

自玉の詰みの 確認も いつも通り お願いします。

 

そうして「詰めろ」を 外す手もいろいろあるので

 

やってみて練習しましょう。

 

*例:33金 と 「敵の打ちたいところへ打て」で外しました。

 

    

例では 1つ示してみました。

 

憶えておいてくださいね。

 

まだまだ 逃れる手があります。 

 

一例です。


強い人はいろいろな外し方を考えてみてください。

 

また一緒に勉強しましょう。


ゆっくり・少しずつ、です(^^)


たくさん書いてありますが

あせらずに  ご自分のペースで

お時間のある時に 挑戦してみてくださいね。 

 

局面作成:

 

http://home.att.ne.jp/lemon/ogi/SituationFigure.html 様より


ありがとうございます。