音楽鑑賞室(少しずつ・楽しく)
グスタフ マーラー作曲
交響曲第1番 ニ長調 「巨人」
自分が マーラーで
はじめに 聴いた曲でした。
マーラー や ブルックナーって 長いし
難しそう と思って
聴かずにいた頃がありました。
Wikipedia様より下記
いろいろはともかく
ラトル指揮
ベルリンフィルハーモニー管弦楽団
この曲の終末部分を聴いてみてください。
さすが ラトル指揮 & ベルリンフィルの演奏 うまいです(^^)
サイモン・ラトル(Wikipediaさん)
異論あれど 自他共に認める 世界一のオーケストラ。
この曲は 終末で
なにかを 断ち切るかの ように
ズバッと終わります。
ホルンの起立演奏 ホルンが すごい音 。
一番奥が 首席 ホルン奏者 の
シュテファン ドールさん。
Stefan Dohr(Wikipediaさん)
手前が サラ ウィリスさん
Sarah Willis(Wikipediaさん)
続いて
全曲演奏 ですが
個人的にで 恐縮ですが (^^) 下記の
「テンシュテット指揮・シカゴ交響楽団」で
聴いてみたいと思います。
最終楽章まで聴いて
力が湧き出てくるような曲です。
輝くような シカゴの金管軍団は 圧巻の音圧。
指揮者の テンシュテットさん の情熱にほだされて
心を 大きく 揺さぶられてしまいます。
汗びっしょりで 熱演。
テンシュテット:東ドイツ時代の 指揮者として
オーケストラとうまくいかなかったこと
亡命 病気のこと・・
色々 ご苦労をされている方ですね。。
クラウス・テンシュテット
Wikipedia様より
この曲の第4楽章 最終で ホルンの 起立しての演奏に 圧倒されます。
作曲家マーラーから 1863年生まれのオーストリアの指揮者
フランツ シャルクへの手紙の中で
「ホルンの最後のコラールに十分な補強できますか。
私にとっては何よりも大切なことです。
最悪 それぞれ1本ずつエクストラのトランペットとトロンボーンを
追加してください。より多くのホルンが望ましい」
=ホルンが「全ての音をかき消す」がごとくに通じます。
ホルンは起立し演奏 その効果を上げるように「指示」されています。
ライブの演奏会では ホルンが起立しない演奏もありますが
今回のこの演奏では マーラーの指示通り ホルンは 起立し演奏しています。
シカゴ交響楽団首席ホルン奏者
D クレベンジャーさんとハイティンクさんの記事で
紹介したホルン奏者です。
(お髭のかた) の
雄姿があります。
テンシュテット指揮の壮大で かつ情熱的な演奏に感動し
それ以来 時々聴きます。
ガンと闘病の中 指揮活動しながら 心境や いかにだったかと思います。
指揮:クラウス テンシュテット Klaus Tennstedt
オーケストラ:シカゴ交響楽団 Chicago Symphony Orchestra
G Mahler Symphony No.1
Live 1990
全曲は 聴き終わるまで 1時間少しかかります。
お時間あるとき お休みの日などで
ぜひ 聴いてみてください。
ありがとうございます。